三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

戦争で死んだ兵士のこと。

2007年12月13日 | 鑑賞
先日、響喜メンバーのさよちゃんが所属する合唱団のコンサートに行ってきました。

コンサートのラストは、今回のための委嘱初演作「戦争で死んだ兵士のこと」。
小泉吉宏の同名の絵本に、新実徳英が作曲した作品です。

コンサートのプログラムに、詩が掲載されていました。
難しい言葉も、飾り立てた言葉もなく綴られた、
ごく普通の人生の一風景の連続。
シンプルな言葉で語られるからこそ、ストレートに心に響きました。

原作が気になって、読んでみました。
モノクロの柔らかい線の絵。
すべてが淡々と進んでいく。

これに音楽が付くと、一気にドラマティックになります。
メロディーも和声もシンプルでも、
音の重なりや声の表情で、場面の移り変わりがより劇的に演出されます。

音楽の力は偉大だ。
音楽の責任は重大だ。

サロメ、頑張る…。



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アートユニット「EN」第二回公演

SALOME

書 舞 劇 樂 影   のコラボレーション

■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
        受付開始:上演1時間前より / 開場:上演30分前より
 ■会場  一心寺シアター倶楽
        大阪市天王寺区逢阪2-6-13
■料金  前売り 2000円 / 当日 2300円
 ■チケットご予約は「EN」サイトで受付中です


オスカー・ワイルド原作の戯曲『サロメ』と
坂口安吾作の『桜の森の満開の下』をベースに
新たな解釈を加え、ENの“SALOME”が誕生します。

サロメをとりまく3人の男と純粋な欲望
舞台に流れる三味線と篠笛の音色が
幽玄の世界へと誘います。

ENの“SALOME”で
非日常な一時をお楽しみください。



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