三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

言葉のない表現。

2010年01月28日 | 三味線のはなし
三味線音楽は基本的には
語りや歌という詞章と結びついている。

今、津軽三味線ばかりが人気なのは、
純粋器楽として成り立っているジャンルだから、
というのも一つの要因だろう。

現代日本人にとって、
浄瑠璃の詞章はもはや外国語と大差ない。

つまり、聞いたって分からない。


私は好きですけどね。
日本語として美しいから。



先日、新聞で
パントマイム、バトントワリング、マジックなど
言葉を伴わない舞台を、
海外からの観光客向けにやっているという団体が紹介されてました。

確かに言葉の壁は厚い。
バリ島でワヤンという影絵芝居を見たけど、
話全然わからなかった。
でも、他ではない芸能で面白かったんですけど。


さて。

言葉のない舞台といえば、ENもそれに近い。
そして、構成要素は和。

もしかして、セールスポイントになり得るかも?

説明なしに楽しめる演出、
これはアプローチの視点になりそう。
コメント
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