三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

あなたに導かれてここまできた。

2010年12月07日 | 三味線のはなし
ここ最近、
先月の三つの公演と
その後いただいた要望とで
自分の演奏スタイルについて
いろいろ考えてました。

自分の理想と
現実の自分のレベルと
実際のお客さんのニーズと
そのギャップに悩んだりしました。



一つの答えを昨日見つけました。



私はもう十年以上、英哲さんの舞台ばかり見てきました。
他の何を見なくても構わないから、
英哲さんだけは見たかったから。
東京はもちろん、横浜も広島も高知も行った。

それで昨日、気づいた。
私の理想がそこにある。
私は自分の三味線でそれを表現しようとしてるんだ、って。
無意識のうちに、そこに向かって進もうとしてた。
今まで、英哲さんが他の太鼓奏者と何が違うの、って訊かれて
うまく説明できないところもあったけど、
何だかいろんなことが腑に落ちた。

私が曲弾きが好きじゃない理由も、
でも曲弾きを聴きたがっているお客さんの前で
自分なりに納得のいくものをどうすれば出せるかも、
道が見えた。
すぐに形には出来ないかもしれないけれど、
道さえ見えれば、進んでいける。



熱に浮かされたみたいな日記ですみませんね。
いろいろ考えたこと、また書いていきますが。
とにかく林英哲最高。
DVD予約しよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする