三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

女が勝負できる三味線。

2012年07月30日 | 三味線のはなし
昨日の華蓮の会の打ち上げで、
何人かの方が、
女が勝負できるジャンルだから地歌・上方唄を選んだ、
というような発言をされてて。

私はちょっと違うニュアンスで、
女が勝負できる三味線、というものについて考えています。

三味線の世界は基本的には男の世界。
津軽三味線も男の三味線。
民謡や津軽三味線に色気が足りない、というのは私もずっと感じてきた。

でも、だからといって、
じゃあ津軽はやめて地歌やります、
とは言い切れない。
津軽にしかない魅力もあるから。

だから、私が目指したいのは、
色気のある津軽、女だから弾ける津軽。
他のジャンルの三味線から学ぶものは学び、
盗むものは盗み、取り入れたいものは取り入れて、
いつか、万響ワールドを作り上げたいな。
私にしか演奏できない津軽よされ節を完成させたい。
と。夢はデカい。
コメント
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