三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

大きい撥。

2014年08月21日 | 三味線のはなし
決して物理的な大小の話ではなく。

ちゃんと手首を返して
撥を上げて
下ろす。

ということを意味している。



きれいな音を出したい

ということに拘りすぎると
知らないうちに撥をほとんど上げずに弾いている。

きれいな音も必要やけど、
そればっかりではアカン。
基本は大きい撥。

というのが、義太夫の師匠によく言われること。
でも、これは義太夫に限らず、
たとえば津軽を弾くときにも意識できること。

私もいろんな三味線をやってるので、
混乱しないの?とかよく訊かれますが、
もうだいぶ慣れました。
そして、こんな風に、ジャンルは違えど通じることが結構あるので、
思いがけない気づきがあったり
良い循環が出来ている部分もあります。

もちろん、しんどいこともあるけど。


とりあえず今日は撥を意識して津軽を弾き込んだら、
手が痛い。
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