三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

カミングアウト。

2014年09月19日 | 三味線のはなし
昨日は上方唄で舞台の下浚い、
今日は義太夫のお稽古。

ちらちらとブログでは書いてたような気もしますが、
実はわたくし、もう5年くらい?
義太夫三味線のお稽古もしております。

義太夫の三味線はずっと憧れで、
文楽を観に行っても常に目の端で床を見てる状態。

義太夫の音色の幅の広さは、ちょっと他のジャンルにはない。
色っぽさもあれば、強烈な強さもある。

とはいえ、年に数回の舞台を見てるだけでは
なぜあの音が出るのかなど分かる筈もなく、
念願かなってお稽古に通い始めて
その秘密を少しずつ学んでいるのですが、
知れば知るほど、奥深い。

正直なところ、
津軽三味線など遠く及ばない世界だと思う。

だからこそ、学びたいと思っている。
津軽三味線が常に新しいものを求めるのなら、
そのヒントを洋楽器に探すより先に、
同じ三味線の別のジャンルから盗めるものが山ほどあるはず。
私はそう思っている。

津軽らしくない、と言われたって構わない。
それよりも、三味線らしさを失わないでいたいと思う。


コメント
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