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三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

三下り。

2019年01月27日 | 三味線のはなし

三下り、というのは
三味線の調弦のひとつです。

本調子がD-G-Dであるなら
三の糸を下げてD-G-Cというのが、三下り。

本調子、三下り、二上り、が三味線の主な調弦で
その名の通り、古典では本調子が基本なわけですが、
津軽三味線の場合はほとんどの曲が二上り。
五大民謡でも、本調子は小原節だけ、
じょんから・よされ・アイヤという
よく演奏される曲はすべて二上りです。
三下りにいたっては、
「津軽三下り」という曲名になるくらい
めったに使われない調弦、ということになります。

この「津軽三下り」、
五大民謡のひとつ、ではあるのですが、
実は私のレパートリーに入っていません。
昔、習ったことはあるのですが、
なんとなく弾きにくくてお蔵入りしています。

が、今回、3月17日「津軽のジャワメギ」開催にあたり、
津軽の五大民謡を全曲やる、というのがテーマですから
わたくしも「津軽三下り」をやらねばなりません。

これがまた、いつものことながら、
手踊りの音源は私が習ったのとは手が全然違うので
完全にゼロからのスタートとなっております。
でも、間に合わせる!!
ケッパレ。


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