三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

糸が傷む理由。

2019年07月17日 | 三味線のはなし
最近、稽古していて
三味線の糸がものすごく傷むのです。

義太夫三味線は
あのゴツい撥で弾くので
糸も太いとはいえ、やはり傷む。
文楽の舞台でも、曲の途中で糸を送ってらっしゃることがあります。

しかし、それにしても
以前よりずいぶん傷むのが早いので、
師匠に尋ねてみました。

理由その一。

前よりも力がついてきたから。
しっかり撥が当たるようになってきた、ということ。

そういえば
最近は津軽三味線でも糸が前より傷む。

理由その二。

お腹に力が入っていない。


今日は二つ目の理由を意識して弾いてみた。
二回分はなんとか糸は保った。
傷み具合はあまり変わったとは思わないけど、
まだまだ全然お腹で持てていないことが実感できた。

一見、出来てるような気がしてることに
まだまだ課題がいっぱいあると気づけることが
最近増えてきて、それが楽しい。
自分がまだ進化できることがうれしい。
と同時に、ぼんやり稽古してた数年分の自分が悔しい。

日々精進。



Shamisen + vocal 静月
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►演奏予定
7月27日(土) 津軽三味線、夏の夜の宴 @祇園 Bar JAMMIN
 詳しくはこちら

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