フルートケースを提げた学生さんが、
日本人なのに日本の音楽を知らないことに最近気づいた、
と友だちと話しているのが聞こえたバスの中。
そうなんですよね。
だいたい学校で習う”音楽”が西洋クラシック一辺倒だから
日本の音楽を知らないことにそもそも無自覚の人が多い。
よく聞くのは、海外に行ってそれに気づいた、という話。
それがきっかけで三味線を始めた、という人もいた。
とにかく
まず気づくことが大事。
最終的には、どこのどんな音楽だろうと
自分が好きでやりたいと思うものをやればいいけど、
自分の国の音楽を知っておいて損はない。
（中には、勉強するうちに、こっちの世界にうっかり
転がり込んできちゃう人も多少は出てくるだろうし。笑）
日本にいて
日本人なのにどうしてクラシックやるの？
ジャズをやるの？ ロックをやるの？
と訊かれることはまずない。
それなのに、
なんで三味線やってるの？
と訊かれることはしょっちゅうある。
何かおかしいですか？ って言いたいわ。笑
伝統音楽の未来について
悲観的になりすぎることもないんだろうけど、
まだまだ努力の足りないところも多い。
出来ることはまだまだあるはず。
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10月15日（木） 天Q邦楽の宴SP ＠京都・天Q
10月16日（金） AOMORI KENJIN 3rd Album『青森魂』レコ発ライブ＠祇園SILVER WINGS
10月24日（土） 第二回 娘義太夫 豊澤住造一門の会＠高津宮
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