三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

30年目のわたしたち。

2025年03月08日 | 鑑賞
1995⇄2025 30年目のわたしたち@兵庫県立美術館へ。
 
 
阪神・淡路大震災から30年の企画展。
 
30年。
最初の田村友一郎の展示で95年を思い出す。
 
Windows95が出た年。
デスクに置かれたパソコンが懐かしい形だ。
床に転がっているのは、オリックスのイチローのサインボール。
 
阪神・淡路大震災は距離的には近かったはずなのに
私自身にはほとんど影響を与えなかった。
大阪にいて、揺れたのは揺れたけれど、
家が倒れるとか停電するとか、そういう被害は何もなく
ニュース映像を目にしながら日常はすぐに戻った。
数年後には神戸に通う学生になったけれど、
そこでもやっぱり震災のことは意識になかった。
 
米田知子の「空地」と題された写真。
 
新しい家が並ぶ区画に、ぽつんと空いた空地。
そこにいた人は亡くなったのか引っ越したのか
とにかくそこだけ草が生えている。
 
震災から10年のときの作品だから
私が神戸に通っていた頃にも
そんな風景はあったはずだけれど気がつかなかったのだ。
 
 
兵庫県立美術館は第1回の「音の万華鏡」コンサートの会場だった。
海の近くだったことは覚えていたけれど、
建物を見ても懐かしさは湧かなかった。
コンサートのこととか、そこへ至るまでの色々とかは覚えてるけどね。
こんなカエルいたっけか。。
 
 
 
 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
 3月15日(土) 義太夫体験教室@一心寺・南会所
 3月21日(金) 三味線三昧@京都・天Q
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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