楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
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     ・おくのほそ道を歩く

ベニバナトチノキ

2018年06月13日 04時54分33秒 | つれづれなるままに考えること
この五月十五日に名無しの(参照)赤い花の木を紹介した。

自分で花の名前も、木の名前も解らないので名付けて「名無しの権平」とした。

その解らない木の名前が頭にこびり付いて居て離れない。

図書館通いをして、植物図鑑なども調べたが解らない。

特徴のある木の葉くらいしか頼りになるものがない。


ある時、王子にある北区役所に用があって出かけた。

その時、分かるかどうか解らないが、その木の生えている公園の所有者が、

北区であることに気づいて、公園課を訪ね問い合わせて見たら、

何のことは無い、すぐに「ベニバナトチノキ」と判明した。


Wikipediaによると、次のように記されている。

(ベニバナトチノキは、北米南部原産のアカバナトチノキと

 ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種である。

 5月頃、枝先に長さ15から25㎝の大きな円錐花序を直立し、
 
 雄花と両性花を付ける。)


なんだトチノキだった。

トチノキで思い出すのがポーランドのショパンの生家には、

トチノキ(マロニエ)の森の中にあり、時期が晩秋だったことで、

すごい大きな音で木の実が落ちてきた。

拾ってみるとトチの実であった。

(ショパンの生家のトチノキ)


トチノキと分かれば、秋になると栃の堅い実が高い所から落ちてきて、

ゴン・ゴン・ゴンと、ものすごい音を立てて落ちてくる。



名前を知ってから、ベニバナトチノキをよく見ると、茂った葉の奥に、

青い丸い実がついて居るではないか。

これでは秋が楽しみである。



コメント (8)
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