楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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パルムドール

2018年06月16日 04時17分02秒 | つれづれなるままに考えること
映画「万引き家族」を見てきた。

是枝監督のカンヌ国際映画祭の最高賞「パルムドール」を獲得した映画だ。

(カンヌの美しいビーチ2001撮影)


有名な映画祭が行われるカンヌとは、こんな美しい街なのかと、

感動した一枚の写真である。

(「日刊スポーツ」のパルムドールの新聞記事)


映画は、訳ありのよせ集まり家族の暮らしを、

収入が少ないために不足分を万引きで生活を賄う家族の物語。

血を分けた家族よりも深い絆で結ばれているように見えるが、

本当に強い絆で結ばれているのか、ラストシーンで観客に考えさせる。

「家族とは?」「人間の生きるとは?」を考えさせる映画であった。

(その家族が出かけた夏の海水浴のワン・シーン)


(万引き家族のポスター)


映画は上映開始以来四日も経たない内に、

興行収入7憶七千万円ですごいと言う。


ボクは、これで驚いたのではなく、驚いたのは映画が終わって、

字幕スーパーが流れて来た時、姪の息子の名前が出てきたことだ。

90歳を超える姉の孫が、斜陽の映画関係に身を置いたことは知って居たが、

まさか是枝監督のところに身を寄せていたとは知らなかった。



大学を卒業した時、ボクに

「自分のやりたいことが解った」

「どんな仕事?」と尋ねたら、

「映像の仕事」と言う。

「少し考えなおしたら?」と言ったが、

そのまま進んだのだ。

紆余曲折があったと思われるが、これからも頑張ってほしいと、

ボクはそう願って居る。

コメント (4)
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