楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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栗の花

2018年06月20日 04時08分59秒 | つれづれなるままに考えること
栗の花が一週間ほど前に咲いた。

松尾芭蕉が「世の人が 見つけぬ花や 軒の栗」と俳句にしているが、

栗の花は白い穂が稲穂のように垂れ下がって居た。

別に珍しい光景ではない。

いつものことであるが、この花の青臭い匂いが男性のザーメンの匂いに似ていて、

高い木の先から、風に乗ってくる強烈なこの匂いがすると、

栗の木が何処にあるのか見渡してしまうが、この匂いをボクは好きでない。

椎の木の花も同じ匂いがする。


匂いのことは置いておいて、栗の実はボクは大好きである。

マロングラッセとか、カチ栗とか、栗ご飯とか・・・・。


そうそう昨年の秋にカミさんが転んだ拍子に骨折して動けなくなったとき、

毎日、朝から晩まで料理をしたことがあって、

その時、苦労して栗ご飯を作った。

栗ご飯に入れる栗は、かち栗の皮をむくような簡単なものでは無い。

栗の皮を一つ一つ丁寧に剥く作業は、相当な努力と忍耐と時間がいる。

やっと皮をむいたところで、栗の実にはおまけに渋皮がついて居て、

その渋皮を取るのに一苦労する。

その苦労を、食べる人は知らないことが多い。

知って居ればもっとも~っと美味しく感じること請け合いである。


さて、その栗の実であるが、トゲが一ぱいついたイガで包まれている。

そのイガが、あの穂のような花からどのように作られていくのか、

不思議に思って居た。

稲穂のお米のように、花に無数のイガイガが作られ行くのかと、

ボクは、そのように勝手に思って居た。


所がそうではなかった。

それを今日、初めてイガのでき方を発見したのです。

稲穂のような花の根元に一個のイガがついて居るのです。

これが大きく育って、そのイガの中に栗の実が普通は三個入っています。


百聞は一見に如かずと言います。

説明するより、写真をご覧ください。

(花の根元についた栗のイガ1)


(花の根元についた栗のイガ2)


(栗のイガ1)


(栗のイガ)


ハイ! 納得いただけましたでしょうか?

もし、今年の秋、奥様が栗ご飯を作られたら、幾重にも感謝して、

その美味しさを賞味していた来たく思います。

長々と大変、お粗末様でした!


コメント (10)
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