楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
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     ・おくのほそ道を歩く

ねむの木

2020年07月11日 04時03分00秒 | 日記
ねむの木に花が咲いた。

いつもは6月の終わり頃咲くのに、

今年は雨が多かった所為か、遅れて咲きだした。

(ねむの木1)

(ねむの木2)

漢字では「合歓木」と書く。

字をよく見ると「よろこびあうき」とボクには読める。

ねむの木は夕方になると葉が閉じ始め、

次第に葉は重なり合い、朝になるとまた葉は開く、

その様子が歓び睦合う、いとしい男女の様子を想わせる。

花は無数の赤い糸が扇形に開いたようで、

触れれば柔らかくそっと開いて行く。

(開いたねむの花1)

(開いたねむの花2)


話が飛ぶが、

芭蕉が「奥の細道」で象潟を訪ね、

・象潟や 雨に西施が ねぶの花   芭蕉

ねむの花が世界の美女に数えられる「西施」になぞらえて、

俳句を詠んだのは有名。

象潟のの蚶満寺(かんまんじ)門前には、

中国の美女「西施像」があり、

(蚶満寺前の「西施像」)


この西施の美人顔を想い、

ねむの花を鑑賞していただきたいと思います。







コメント (10)
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