楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

我が人生の扉を開く(2)ーLife is but an empty dream.

2022年04月28日 04時59分58秒 | つれづれなるままに考えること
高熱があるのに、
その春小学校にあがる弟の肩に背負わせ、

「これがおまえのランドセル」

と言われたときの弟の力のない笑顔。
死んだ後の父母姉妹の悲しみ。
同じことを体験したことが無い人にはわからない、
深~い悲しみは、忘れることが出来ない。

新調してあった入学式用の衣服を弟に着せて、
枕元にランドセルを置き、撮った最後の写真。
その眠るような写真の顔を、思いだしながら、
葬儀後の自分が考えて居ることは、
自殺して、この世の生きる苦しみから逃れようとしている自分。
腕に当てた剃刀、したたる血が膝に赤く点々と落ちている。

さらに考える、
弟が家族に与えた悲しみは、今 自分自身に降りかかって、
同じ悲しみに追い込まれて居る。
もし、この剃刀を引けば、家族の悲しみはさらに広がる。
自分は弟ほど悲しまれないかも知れないが、
悲しまれるような人でありたい、
(あの子は勉強もよく出来たのに、
どうして世を去らなければならなかったのだろう)

そうです弟は頭も良くて、3歳の時に、
ボクが始めた英語の勉強を聞いて居て、
ボクより早く英語を覚えて行った。
だから弟の死は悲しまれる。

それなのに自分はどうだ。
高等学校も、まともに卒業できないかも知れない、
誰が悲しんでくれるというのだ、
出来の悪い子が一人減って良かったくらいにしか、
思われないに違いない。

そうで無くとも、悲しまれるような子になってから、
死んでも良いではないか・・・
否定的な考えはつづく・・・

待てよ、そうならばボクが、
弟の分と自分と二人分の人生をやって見れば、
事情が変わるかもしれない。
そこで剃刀から手を放した。

そう考えて高等学校に進学した。


人生の扉 竹内まりや
 



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明日からゴールデンウイーク

2022年04月28日 04時48分54秒 | 日記
子供の日が近い、ふるさと農家体験館では、

庭に「鯉のぼり」をあげた。



この時期、子供向けにいつもイベントがあるのだが、

今年もコロナで、ひっそりと過ごすことになりそうである。


コメント (2)
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