楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

山吹が咲く

2018年04月21日 04時26分24秒 | 日記
山吹が咲く時期が来た。

いつも思い出すのが、太田道灌の鷹狩の途中雨に打たれて山家に蓑を借りに寄った話。

(七重にも八重にも咲く山吹)



山家にて生憎お貸しするような蓑がない。

案じた女が、山吹の花を一輪と、短冊一枚お盆にに乗せて太田道灌に差し出す。


(蓑を借りに来たのに山吹の花を一輪差し出すとは・・・・。)

道灌 腹を立てて、館に帰えって、部下に一部始終を話すと、

部下が言うには、「蓑がないから、実の成らない山吹を差し出したのです。

きっと短冊にあった歌は、


・七重八重 花は咲けども 山吹の
       実の(蓑)一つだに 無きぞ悲しき


であったことでしょう」と家来は言う。


このご婦人の素養に感じ入った道灌は、その後勉強にいそしんだと言う故事。

太田道灌の山吹の里(1)」

(七重にも八重にも咲く山吹2)




コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小さな桃の木 | トップ | 手作りパスタ »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2016年7月に (masamikeitas)
2018-04-21 06:22:33
hide-sanさん、おはようございます。

2016年7月に、この話が本当なのか訪ねていかれているんですね。
私もこのブログの投稿文を覚えていました。(笑)
返信する
太田道灌 (iina)
2018-04-21 08:37:38
hide-sanさんは、山吹がお好きですね。
いままでに、太田道灌の話題を新宿や熱川でやり取りさせていただきました。 ^^

そういえば、思い出しました。京都の松尾大社の山吹まつりが、いま開催されています。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/1d1282a357cc22b77899bce798599325
http://kyototravel.info/山吹まつり


> 40-32=8÷2=4    と言うように間違ったかと思いました。
なるほど、40-32=8 そして、8÷2=4  と 考えたのでしたか・・・
じっさいは、次のように考えます。
40-32÷2 = 24 = 4×3×2×1 = 4!

返信する
こんばんは (ytakei4)
2018-04-21 19:16:50
蓑、実物は博物館でしか見たことないです。
本当にあった話でしょうか?でも風流な話
ですね~
返信する
山吹も春の季語でしたね (鉄ちゃん爺や)
2018-04-22 08:58:10
太田道灌の逸話は二度ばかり以前にも
拝見したのでよく覚えていますよ。

画像の山吹は一重の花ですが八重咲の花の
2種類が有るそうですね。

太田道灌さんが見たのは八重咲だったのかしら?

自然の野山に咲くのは一重が多いとは聞きますけど。
返信する
masamikeitasさん コメントありがとうございます (hide-san)
2018-04-24 10:55:24
>この話が本当なのか訪ねていかれているんですね。

なんでも納得がいくまで調べてみないと気が済まないのです。

時々嫌な性格だなあと思う時が有ります。
返信する
iinaさんコメントありがとうございます。 (hide-san)
2018-04-24 10:57:58
太田道灌の話は、改めて勉強しなおすと言う所が好きですね。

なんでも自分でこうと決めたことを継続するのが、
たった一つの長所ですから。
返信する
ytakei4さん コメントありがとうございます。 (hide-san)
2018-04-24 10:59:51
おっしゃる通りほんとに風流な話です。

太田道灌はその後勉強したと言います。
返信する
鉄ちゃん爺やさん コメントありがとうございます。 (hide-san)
2018-04-24 11:02:35
>山吹が自然の野山に咲くのは一重が多いとは聞きますけど。

その様ですね。ボクも八重咲きの山吹は、一重咲の山吹の1割ほどしか見ません。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事