(アサガオ)
毎日散歩するコースに、小学校がある。
今は夏休みの最中であるが、ついこの間までプールの授業があって、
水着を袋に入れて通う幼い子供たちの姿が目立った。
プールのある日には、交通誘導のオジサンオバサンが、
横断歩道で待っていて、子供が通りかかると車も止めて、
子供たちを安全に誘導して道路を横断させる。
誘導員の方々もこの暑さで汗を拭き拭き
「行ってらっしゃーい」と声をかけている。
11時過ぎには、帰路の子供たちを誘導して
「さようなら、暑いから気を付けてね。」と送っている。
AM8時半から11時過ぎまで、
降り注ぐ真夏の太陽を浴びて、
暑さに耐えながらの作業は大変で
「ご苦労様です」と声を掛けられずにはいられない。
その小学校の校庭の隅の金網にアサガオが延び始め、
最近、花をつけ始めた。
夏の風物詩だなと、アサガオの脇を通り過ぎていたが、
ある日、「子供たちが大事に育てているアサガオだから」と、
近所のおばさんに説明しながら、
アサガオに水やりをしている人がいる。
「宇宙から届いたアサガオにやっと花が付きました」と言っている。
よく見ると、金網に看板があって「宇宙あさがお」の看板がある。
毛利さんなのか若田さんなのか、宇宙でアサガオを咲かせ、
その種を持ち帰って、子供たちに配ったものなのだろうか。
(宇宙アサガオの看板)
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(大きく夢開いた宇宙アサガオ)
子供たちはどんな思いで育てているのだろうか?
NASA(ケネディ宇宙センター)では、
火星探査機にCO2から酸素を作り出す機械を、
2020年に打ち上げる計画であると、ニュースになっている。
アサガオの花を咲かせた子供たちが大きくなったら、
火星旅行に出かけることも夢でなくなるのであろうか?
夢は大きく持ってもらいたいものである。