前回のブログで紹介した本は
橘玲著「裏道を行く ~ディストピア世界をHACKする~」でした。
”ディストピア世界をHACKする” を ”暗黒世界を攻略する” と、訳しました。
モテモテ男性にとっての世界が、ユートピアであっても
非モテ男性にとっての世界は、ディストピア(暗黒世界)かもしれません。
非モテ男性にとってのディストピア攻略法として、引用されていたのが
「ぼくは愛を証明しようと思う」 藤沢数希著
写真があることで、お気づきの通り、買ってしまいました。
女性についての分析及び統計に基づいた「恋愛工学」を、主題とする小説です。
女性の本音は、
モテる男と付き合いたいと思うし、モテない男とは付き合いたくない。
そういえば、OL時代に同僚の社内恋愛の彼氏に興味を持ち、飲みに誘う美人ちゃんがいました。
「どんな男性なのかな~って、思っちゃうんですよね」
これは、極端な例としても
確かに「彼女いない歴=年齢」の男性は、友達フォルダに振り分けてたかもしれません。
ということは、
非モテ男はさらに、モテないスパイラルに陥り、世界はディストピア状態となります。
主人公の男性もそうでした。
しかし
「恋愛工学」に従って、行動を改めた非モテ男が、モテ男になり
東京の街を見下ろしながら静かに乾杯して
「この東京の街は、僕たちのでっかいソープランドみたいなもんですね」
「ああ、無料のな」
なんて、会話をしちゃうんですよ。
女性と知り合うきっかけは、ナンパです。
「恋愛工学」による、声の掛け方にも「なるほど~」と頷いてしまいました。
スタバなどのカフェのカウンター席で、パソコン仕事をしていたとします。
隣に可愛い女の子が、本を片手にコーヒーを飲んでいるとしましょう。
さて、あなたなら声をかけられますか?
どんな風に、声をかけますか?
推奨されるキッカケ作りは、
「すいません」
「・・・・・・はい」
「トイレに行きたいんですけど、すぐ戻るので、ちょっとだけパソコンを見ていてもらえますか?」
「あ、いいですよ」
トイレから戻り
「ありがとう。助かりました」
「どう致しまして」
第一段階クリアです。
こんな風に、失敗を繰り返しながらも、非モテ男がステップアップしていきます。
このブログを若い男性は、まず読んでいないでしょう。
色恋を引退(?)した世代の方は、若かりし頃の女性攻略法と比べてはいかがですか?
くだらないと言えば、くだらないけど
どこか、説得力あります。
今日の「そうなんだ」は、ナンパです。
英語でナンパは
「pick up」(ピックアップ)・・・ナンパする
「I picked that girl up」・・・あの女の子をナンパした。
「pick up」の本来のイメージは、”拾う” です。
今となっては
ピックアップされることは、ありませんが・・・・・・。
#藤沢数希 #ぼくは愛を証明しようと思う #恋愛工学 #非モテ