そうなんだ。

外国語で知ったこと。

年金   英語・フランス語

2014-08-22 13:00:00 | 語学
先々週の朝日新聞別刷りbe版です。
“年金は大丈夫か” シリーズの挿絵の面白さに
つられて、本文も読みました。
どのような挿絵かといいますと

ビジネスバックを持つスーツ姿の若いサラリーマンに
気付いたお年寄り3人。 Cは拝む姿のおばあさん。

年寄りA 「おぉ、現役さまじゃ!」
年寄りB 「現役さまが歩いとるぞ!」
年寄りC 「ありがたや ありがたや」

サラリーマンは 「ひっ」 という表情です。

現在は約1.8人の現役が1人の年金受給者を支える
構造で、2042年には約1.1人で1人を支えなければ
ならないと予想されているそうです。

2042年て “いつ?” 遠い未来と思いがちですが
女性の平均寿命から考えると、私は生きています。
約1.1人の現役さまで私の生活を支えられるかしら。

クーラーも使いたいし、旅行も行きたいです。

7月に伝えられたフィリピンの人口統計ニュースを
思い出しました。
人口の30%が14歳以下で、国民平均年齢が23歳!
(ちなみに日本の平均年齢は45歳です)
共通語として英語を話せるフィリピンの若者の
労働力に世界が注目している。
と、結ばれていました。

日本においては、ますます少数派の現役さまが支える 
“年金” ですが、 英語は、

「pension」(ペンション)・・・年金

「the National Pension」・・・国民年金

日本で言う、家庭的で洒落た宿泊施設ペンションと
同じ綴りです。
しかし、英和辞書の発音記号をよ~く見ると
私達がペンションと呼ぶ宿泊施設は

「pension」(パンシォーン)・・・下宿屋

(パンシォーン)と発音するのです。 
解説にフランス語由来とありますので、仏和辞典を引きます。

「pension」(パンスィオン)・・・寄宿学校・下宿・年金

フランス語では、どちらの発音も(パンスィオン)でした。

最近は旅館かホテルを選択することが多く、女の子グループ及び
ヤングカップルのイメージが強いパンシォーン(ペンション)
の情報を集めて検討することはありません。
 
しかしペンション(年金)の情報は集めることになるでしょう。 
受け取り開始年齢によって、損得の駆け引きもろもろ
あるようですから・・・。





コメント (4)
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