海を見ることさえ1年の間で、あるかないかの
昨今だったのです。
ましてや同じ年齢の友人と海辺で、しかも!
水着姿で遊ぶことになるとは思いもよりませんでした。
波打ち際でさえ、不測の波でびしょびしょになる
ことがあるそうなので、念の為に水着着用です。
私の場合、長袖&足首までのラッシュガードで
日焼け対策は完璧です。
肌の露出度を若さの基準とするならば
水着年齢で一番若いのは、みち子さん。
次いでゴンさん、私の順番でしょうか。
千葉県九十九里。
こんなに広い海をみたのは、どのくらいぶりなのか
思い出せないほどです。
目の前に波除けの防波堤もありません。
左右も正面もずっと海、そして空です。
遊泳禁止の波打ち際で、
寄せては返えす波の感触を足裏で楽しんでいると
時折、太腿辺りまでの強い波が来ます。
ザブ~ン!
きゃ~!
はしゃいで笑う私達の脳内は、ギャル。
みち子さんは水着年齢が一番若いだけあって
足だけでは我慢出来ず、海面に体を浮かせていました。
「みんなもおいでよぉ。 潮水だから浮かぶよ~」
「いやぁ~ん、 むりぃ~」
広い広い太平洋・・・。
英語で
「Pacific Ocean」(パシフィック オーシャン)・・・太平洋
英和辞書によれば、語源はポルトガルの航海者マゼランが
海上が穏やかだったので、命名したとのことです。
どうやら “穏やか” 関係の単語のようです。
ポルトガル語の辞書は持ってないので、ポルトガルと隣接し
言語が似ているスペイン語の辞書を引きました。
太平洋・・・「Pacifico」(パシフィコ)
「pacifico」(パシフィコ)・・・平和な・平時の
それで、日本語では “世の中が静かにおさまる”
の意味を持つ “太平” の和訳になったのですね。
語源がわかれば、大西洋と太平洋の “たい” の
漢字が何故違うのか、はっきりします。
大きな西の海(洋) と 太平の海(洋)
最後に・・・、
知人の皆さまは、パシフィコのごとき心で
コメント欄には、くれぐれも年齢をお書き込みに
なられませぬようお願いします。