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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

テレビとのつきあい方

2005-01-13 13:47:33 | 読書日記
 テレビとのつきあい方 
 佐藤 二雄 著 岩波ジュニア新書
 お得意の岩波ジュニア新書です。
 本書自体は、著者が手紙を通じてテレビについて解説するという形式をとっています。内容的には非常に平易で中学生、高校生が読んでも結構わかるんじゃないかなと思ったりします。だいたいメディア・リテラシーとかマスコミ関係の本って子どもとかに情報教育の重要性を説くわりに中高生がわかる本ってないような気がしません。もってまわった表現や専門用語が多くてとっつきにくいような気がします。本書はホント入り口という感じですね。
 テレビって何から説き起こし、最後にテレビ・リテラシーの重要性を説いてます。テレビを一日3時間以上見てるということは年間40日以上ただテレビを見ているだけといわれると凄いもったいない気がします。最後に時間泥棒の話を上げてますが、ホント時間は有限なのだから、もっとテレビとの付き合い方を考えていかないと思ったりします。
 ただ、テレビの伝えてくれる画像については、百聞は一見に如かずという面もあるんだけど。特に昔の日本の様子なんて画像を見たほうがわかりやすいけどね。(ただそれが正しければね)
 今まで読んだ本に共通しているのは、テレビは必ずしも真実を伝えているわけではないんだよ。自分で確認していかないといけないよと言うことなんだろう。それは意識的であれ、無意識であれ何らかの価値観がそこに入り込んでいるのだということを自覚しないといけないということか。
 
 これから学校教育で情報という時間がある(できる?)ようです。そうなってくると本書のようなメディアについてわかりやすく書いた本はどんどん必要になってくるのではないでしょうか。(大人が読むとちょっとくどい気もするけどね)
 こういう本はすぐ絶版にしちゃだめですよ。
  
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1 コメント

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佐藤先生の本。 (桜吹雪)
2005-10-13 23:50:19
どうもはじめまして。

佐藤先生の本、好評なんですね。

実は以前の大学で佐藤先生のゼミの生徒でした。

とてもナイスで、

今でもメールをくれるようなおじいちゃまで、当時は結構スゴイ人だと気づかずにいたんですが。

この本最近やっと読みましてちょっと感動してブログをいろいろ探してたらここに来ました。

絶版にしないで欲しいものです、ホントに。

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