立命VS神大戦に引き続き、関学と京大の試合を観戦。関京戦と言えば、昭和の終わりから平成にかけては、最高のカードだったが、公式発表2,300人。かつてはこの10倍は観客が入ってたなあ。何とも寂しい限りである。
試合の方は、31-3で関学の圧勝(?)と言っていいのか、何とも微妙な展開。京大のミスにだいぶ助けられた試合でもある。最初の先制点と最後のFGは、京大のミスから始まったシリーズで得点を挙げている。
このゲームは、関学はQB奥野がスターターとしてゲームを引っ張る。危なげない安定したゲーム展開。ラン攻撃を中心にたまにパスやジェットモーションなど加えながら前進する。京大のディフェンスが前に出てくると、ショベルパスを難なく決めるなどさすがっていう感じではあるのだが、何となくスッキリしないゲームであった。
ゲームは、とにかく京大がゴール前でパンターがスナップが悪くファンブルしてしまい、攻守交替。そのまま、RBがランプレーで中央に飛び込んでTD。TFPも決まって7点先制。
京大も第2QにFGを決めて3点を返すも、第2QにTDを決められ、前半は21-3で終了。関学のTDはすべてランプレーで決めたもの。みんな中央かオフタックルからのプレー。それだけOLが圧倒していたというところだろうか。
後半は途中から、QBが交代し、1TD、1FGで10点を関学が追加する。初めにも書いたが最後の関学の得点は、京大のパスプレーをインターセプトし、攻守交代となったものである。京大の攻撃を見ていて、パスはちょっと厳しい感じ。ランプレーも植木がボールキャリーを数多くしていた。ただ、中央付近のプレーが多すぎたような気がする。せめてもうちょっと左右とかに振るなどした方が良かったのではないだろうか。
パスは、ちょっと精度が悪すぎるかな。このままでいくと、上位進出は難しいかなと思わせるオフェンスであった。もともと昔からあんまりパスが得意なチームカラーではないが・・・。
関学は残り1秒を残してFGトライ。どういった意味があるのか。別に無理してFGを決めに行く必要はない局面。ただし、昨年のようなこともあるので、それを想定してのプレーコールであったのか。京大頑張れという意味も込めてのものだったのかな。
次は京大は立命、関学は神大との対戦になる。神大の仕上がりが良さそうなので、面白そうな試合になりそう。これまで淡々とゲームをそつなくこなしているとも言えそうな関学。もう少しギアをあげないとやられてしまうかもね。
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