こんな幕切れがあったのかと唸ってしまう試合展開。今年のスーパーボウルも凄い幕切れだった。
前半は、両チーム、特に49ersのディフェンスの頑張りが、10-3で49ersが7点リードで折り返すという展開に結び付いた。
そして、後半、7点を追うチーフスは、まずスーパーボウルレコードとなるFGを決めて3点を挙げると続いて、QBマホームズがTDパスを決めて遂に逆転。マホームズがスクランブル気味にランプレーをするようになってからチームが勢いづいた。モメンタムは完全にチーフスに傾いたと思われた第4Q 、49ersがTDを決めて再逆転。しかしTFPがブロックされ得点できず16-13。この1点を取れなかったことが、この試合のオフェンスを左右したような気がする。たかが1点、されど1点。ここにアメフトの醍醐味がある。
第4Qは点の取り合い。両チームとも第4Qに力を温存していたかのようだ。
そして、チーフスがFGで同点に追いつけば、49ersがFGで引き離す。そして第4Q残り3秒FGでついにチーフスが同点とし、オーバータイムに突入。
先攻は、49ers。ロングドライブでFGで3点を挙げ、続くシリーズ、チーフスはこれも残り3秒でTDパスを決め、試合を決めた。これで昨年同様に試合時間ギリギリで試合をひっくり返しチーフスの連覇となった。最後は、タイムコントロールを忘れてんじゃないのというぐらいヒアヒアしたが、そこは経験の差なのかなあ。
勝ち方を知っているという所か。
しかし、今回は、49ersのディフェンスとキッキングチームが良く盛り上げたと思う。最後は、ディフェンスが力尽きたのかなという試合だった。
終わってみれば、あの1点。タラればは禁物ではあるが、あの1点が入っていれば、両チームのオフェンスもずいぶんと変わっていたと思う。
しかし、今年もナイスゲームでした。特に今年は祝日と重なり、本当にゆっくりとテレビ観戦ができ、ありがたかった。
ちなみにMVPはマホームズだった。ディフェンスかキッカーでも良かったような気がしたが、最後は勝利を演出したQBということなんでしょう。
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