その他の百舌鳥エリアの古墳
1.天王古墳 【方墳】 一辺11m
2.鈴山古墳 【方墳】 一辺22m
3.鏡塚古墳 【円墳】 直径26m
4.坊主山古墳 【円墳】 直径10m
5.狐山古墳 【円墳】 直径30m
6.樋の谷古墳 【円墳】 直径47m
7.グワジョウ坊古墳 【円墳】 直径81m
8.東上野芝町1号古墳 【円墳】 ?
9.東酒呑古墳 【円墳】 直径21m
10.西酒呑古墳 【円墳】 直径25m
11.桧塚古墳 【前方後円墳】 全長24.9m
12.乳岡古墳 【前方後円墳】 全長155m
13.経堂古墳 【円墳】 直径20m
14.かぶと塚古墳 【帆立貝形墳】 全長50m
15.文珠山古墳 【前方後円墳】 全長59.1m
16.万代山古墳 【前方後円墳】 全長25m以上
17.鎮守山塚古墳 【円墳】 直径34m
18.御廟表塚古墳 【前方後円墳】 全長84.8m ☆
19.定の山古墳 【帆立貝形墳】 全長69m ☆
20.ドンチャ山古墳 【円墳】 直径26m ☆
21.正楽寺山古墳 【円墳】 直径16m ☆
☆は墳丘に上ることができる古墳。
百舌鳥・古市古墳群として、世界遺産に登録されることがほぼ内定している状況であるようだ。世界遺産に登録されることによって、古墳というものの文化的な価値が世間に認知されるということは非常に素晴らしいことで、ここから古墳を文化財として次世代に受け継いでいかなくてはならない、保護していかないといけないという機運が高まっていくことはいいことだと思う。
ただ、世界遺産と観光を結び付けていこうという流れには、少し気をつけていかないといけない。近頃の京都は、もはや観光によって、本来の京都的なものが失われていっている。観光が行き過ぎると文化財を守っていこうという流れとは相反することになるという例である。
百舌鳥・古市古墳群についても同様の懸念がある。世界遺産登録になった古墳は守るが、後の古墳はどうでもいいということになっては困る。古墳群として価値が認められたのだから、ここまで残ってきた古墳については、すべて保存していくようにしないといけないと思う。
これまで、古墳を見てきたものとしては、古墳の保護という点で見ると、藤井寺市>羽曳野市>堺市というのが、正直なところである。1400年以上も昔に造られたものが、日常の生活にあるということがどれだけすごいことなのか。そこが大事なことなのである。
百舌鳥古墳群についても10年ぐらい前からポツポツと生き始めて、昨年4月にクボタの工場に中にある桧塚古墳にいって、やっと全古墳を制覇することができた。これからも、古墳が日常生活に、風景としてあるということを感じていきたい。
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