天下一品 上本町店

　天下一品上本町店、ここは数年前に新しくできたお店である。それまでは清水谷高校の校門の前にあったのが、この場所に移転してきたようである。移転前とは歩いて１０数分の距離だとは思うが、環境としては大幅に変わったような気がする。今の場所は、近鉄上本町駅近く、都ホテルを道を挟んで斜め向かいぐらいの位置にあり、私的には行きやすい位置にあるためか、今年の年末から早くも２回ほど来店している。
　
　お店の中は、テーブルのみで、カウンターはなかったような気がする。ここのお店の特色は、ネギやわかめ、コーンなどが入れ放題であること。大阪で天下一品に行くと、ネギについては、京都と違いトッピングとなって有料なのだが、ここは入れ放題。うれしいところである。
　
　ここのラーメンは、こってり、あっさり、こっさりの３種類ある。こってりとあっさりの中間はのスープはこっさりという名称を使っている。屋台風とは違うんだろうか？どうもこってりしか食べたことがないのでよくわからない。この日も定番の餃子定食、スープはこってりである。天下一品に行くとどうしてもご飯を一緒に食べたい。私自身としては、ラーメンライスでいいのだが、大阪の店舗ではあんまりないため、餃子定食を注文してしまうことになる。それは、ともすればカロリーの取り過ぎ、さらにデブってしまう原因となってしまう。

　この日は、子どもの受験の願書を出すついでにお店に入った。しかし、大学の受験料ってずいぶん上がっているんだね。私が受験した時は、立命館大学は、24,000円プラス振込手数料だった。今は単純に１校受けるにしても、いろいろな方式があるので、結構かかってしまう。こっちも万が一、３科目入試型があかんかってももう一つで引っかかってくれればと思うから、ついついいろんな方式もついでに申し込んでしまう。（結果としては、トッピングした方式だけで受かったのだから、それでよかったんでしょう。）大学もいろいろな戦略をがんがえてるなあ。

　私が、大学受験をしたのは、はるか３０年前。状況はずいぶん変わっている。私の時代は、関関同立は浪人して入って当たり前の時代で、現役の時は、４年生高校なんてのんきなことを言ってて、全く勉強はしなかった。そのかわり浪人して、それなりに一生懸命勉強したけどね。今思えば、こういう回り道をしたことというのは大切な経験だったような気がするけどね。この時に、勉強って面白いと思ったし、面白さを実感しようと思うとそれなりに基本的な事項を覚えないと味わえないことがわかった。詰め込み教育なんて批判はあったけど、やっぱり覚えていないと知識は生かせないからね。今になって思うけど、このころに覚えた知識は忘れないよ。その蓄積は、この年になっても使えるんだから。

　天下一品も大学に入学してから知ったラーメン店で、食べ始めてから３０年近く経っている。あの頃は、京都にしかなかったのではないか？学割５０円引きが懐かしいよね。この味は中毒みたいな感じなので、これからもお付き合いのほどよろしくお願いしたい。

　

　天下一品上本町店はここ↓