注意して見ないと気が付かない足元の花。
山の湿地では一番先に咲く。
次郎坊延胡索とはすこしちがうので、山延胡索かもしれない。
畑の土が乾いて、土壌分析用に代表的な3箇所の畑の土(ベト)を採取した。
最初は大刈場。ここは毎年カサブランカを作る最重要な畑だ。
ただ昔は草刈場にしかならなかったほどの地力の無い畑だ。
南西に傾斜しているため日当りが良く、いつも下側から風邪が抜けるのでカサブランカは硬くできる。
2番目は雨池。去年マレロを巨大なつぼみに育てた肥沃な土だ。
風通しはあまり良くなくて病気になりやすい。
3番目は布場。毎年雨よけハウスを立てる最後に採花する圃場だ。
掘って見ると、上部20cmくらいは柔らかく、ワラや草の根、残渣物がいっぱい入っていてもくもくしている。
その下20cmくらいは黒土がびっしり。でもあまり硬くない。
40cm以下はさらに黒くて硬い土の層だ。
3箇所それぞれ土の粒子や水はけの具合が違うが、どれも古い畑で、過去にプラウで返したことがあるので黒ボクの層は厚い。
これから栽培ステージに沿って4回の調査をする。
足元をしっかり見ながら栽培する。農業が変わるかもしれない。
まあ、やってみよう。
さて、今日は犬ではなくて、カモシカ。
ずいぶん立派なカモシカに遭遇。
「はいチーズ」 「にこっ」 の一枚。
これほど大きなカモシカに会うのは初めてだ。
クマ騒動もこいつではなかったのかな?
こいつ、月夜には ダイダラボッチ に姿を変えそうな感じだ。