ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

赤爪草

2009年09月16日 | 観察
昨日の記事をご覧いただいた花屋さんから石化とマーブルマレロの注文をいただいたそうですが、、、、
すいません。  箱に詰めて出荷するようなものではありません。

そんなに有ったらほんとに赤字になります。

マレロと似たような花色のレットクローバー。
咲いていたのは津南の球根養成圃場の脇。

朝から芍薬堀の準備をしていたのだが、あいにくの雨で中止。
空コンテナを届けに津南へ。
でも、津南は晴れていた。中越地方と上越地方ではまったく天気が違うんだね。

なぜか津南ではススキの軸も紅い。

これも紅い。何だろう?

今年の作況は、とにかく球根品質に泣かされた。(現在も)

去年5月の異常な低温が芽を出したばかりの養成球に強いストレスを与えた。
その球根が今年の切花になっている。
まだらの発色に象徴されるようにバイラスの頻度が非常に高い。

今年の養成圃場は出来が良い。
混種があったほかはバイラスの抜き取りもすごく少なかった。
ポッキン病が少しずつ出続けていることと、OT系がボトに思いのほか弱いほかはちょっと色が良すぎるくらい。

夏に低温の年は球根の根盤が小さく、力がない。
このまま掘り取りまで葉をきれいに維持し続けて、秋に順調に低温に合わせれば、よく肥大した球根になる。
今年の品種構成は大きい球根でも一向に構わない。
このまま行って欲しいものだ。

今日はお供に犬とサルとキジを連れて行ったのだが。

初めての長いドライブで、酔ってしまってゲロ吐き犬だったのだが、広い高原野菜の畑を跳び回って、
帰りは膝枕でグッスリでした。
コメント (2)
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