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タミヤ CVAダンパーの制作(ver.タミヤGP)【アクセス回数が伸びたので文章チェックしてみたら酔ってるのか?2025/1/17書き換え】

2023年03月01日 10時20分06秒 | ラジコン
「それじゃあだめだ。全部タミヤパーツで!!」

さっそく注文が来た。

そういえば彼は生粋のタミヤマニア。タミヤ以外をまず買わない。忘れてた。

図面通りの組み方で、パーツだけ組み替えるという、実はレギュレーションに合致する方法があります。

『秘儀』なので、あまり公開はしたくないんだが、閲覧が昨日一日でいきなり600オーバーしたので、気分が良いもんで、記念にいいかもしれない。

順を追って手順を書く。


以上が必要パーツ

3×5×0.1mmシム
赤いOリング
TRFXOリング
アルミダンパー用のダンパー板
アルミダンパー用ダイアフラム
ダイアフラム用スポンジ
CVAダンパースーパーショート
TRF M用ダンパーシャフト

今回、TT02のCVAダンパーメンテも兼ねて4本作ることにする。




TT02ではダンパー長がTT01EやM05ほど、ダンパー長がタイトではないので、CVAの0リング室をいじる必要がない。

CVAのOリングスペースは4.0mm。Oリングを2枚入れるようになってる。
タミヤの0リングは2.0mmという風になってるんだが、赤い0リングに関しては実は少しデブい。ばらつきあるのか、2.05~2.1mmぐらいある。いちばんソフトで、つぶれるせいか、非常にシールとしては優秀。でも2つ入れると、シリコンオイル吸って少しデブくなった時、シャフト動かした時、すこし渋くなる。ローフリクションにしたい。




XOリングの厚身はほぼ1.8mm。

赤いOリングとXOリングを組合すことで4mm。赤いOリングがオイルを吸って膨らんでも、この2つを組みあわせて使うことで、Oリング室の圧が適度になって、オイル漏れが起きにくく、スルスルが両立する。

XOリング(ソフト)はリサイクル品。TA08のダンパーメンテの時の古いのを保管していた。(XOリングがなくても1.8mm幅であればいいので、アルミダンパーに入ってる白いナイロンのカラーでも、ランナーについてる黒いシムでもいい。少し厚いなら紙やすりの上で擦って合わせることも可能。)

先に3×5×0.1mmシム入れて、グリスをまぶした赤いOリング入れて、グリスをまぶしたXOリングをいれて、蓋をする。


蓋とシリンダーを加工する。バリを取る。

ダンパーシャフトが通る穴はすこしがたがある。
(以前はダンパーシャフトがガタつかないように、蓋とシリンダー側に、瞬間接着剤とか、プラリペアとか塗って、ガタを減らしてた。瞬間は作業はしやすいがはがれる。プラリペアはがっちりつくが、精度出すのむつかしかったので、結局この方法は廃案。)
今はガタはあるものだという前提にして、そこの部分は加工はしてない。

ここは長いこと使ってると、シリンダー筒とダンパー板が擦れて、傷が入るせいか、そのうち抵抗になる。ここもローフリクションにしたい。




その為ダンパー板を小さく加工。

ダンパー板とシリンダーの隙間を狭くして、ダンパー板がしっかり機能するように、ダンパー板のサイズを追い込んでみた。

シリンダー筒にダンパーシャフトを突っ込んで、棒を傾けたりして、大まか採寸。
工具はドレメルとダンパーシャフトとナット2個。挟み込んでぎゅーんと回しながら、金やすりを当てる。仕上げは紙やすりだ。

棒INのシリンダーにダンパー板をはめて、さらに微調整。ちまちました作業なんだが、ダンパー板の直径は9.3mmぐらいがベスト。今後はこの9.3mmで作る。

白いダンパー板を使うのは、付属のダンパー板だと熱が入ると簡単に変形してしまい、加工がしにくいため。外側の隙間がでかいから、穴が小さいというのも理由。今は3穴しか手に入らないが、2穴の中古持ってるならそれを使う。穴をふさいで、一個のものを作っても良いカモ。

それを後、あと3枚削って磨く。

CVAについてるダンパーシャフトでも良いのだが、フルボトムするとダイヤフラムを突いてしまう。できればTRF・M用のシャフトかSSBBのシャフトぐらいの短さがちょうどいい。
今回はシャフト用意できなかったので、ノーマル品を使う。傷だらけだったので、ダンパーシャフトを磨いた。ダンパー板と同じようにチャックに噛ませて、ぎゅーんとまわし、1000番の紙やすりをあて、金属磨きクリームを付けたのを当てる。ピカピカ!!

それらを組む。タミヤのオイルはミディアムを使う。グリーン(♯500)・ブルー(♯600)・パープル(♯700)。前にグリーン、後ろにブルーのタミヤ製のダンパーオイル入れたら、フルタミヤのダンパーの完成。


ぜひ参考にしてくれ!!

パーツを変えて、組み方は変えてないので、タミヤグランプリには抵触しない。とはいっても、こんな面倒なことするぐらいなら素直にTRFダンパーを買って、素組したほうが手間はかからない。

こんなことをしてるのは、
「安い車でも速く走ることができるんだ!というところを見せてあげたい。」
「金かければ楽はできるけど、楽しみながらいじれることを知っても良い。」
と思うからだ。

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