まずは車高。
ダンパースプリング長とシムで車高を合わせる。
車高測定は木の板を使ってる。昔から使ってるのでなじみが良い。確か素材は贈答用の三輪そうめんの木箱。厚みは63mm。
厚みが6.3mmで、車高は大体すこし浮かばせた状態で、少し押してカタカタを確認してする。そのときだいたい7mm。
パーキングロット的なサーキットで走らせるのでだいたい下限の7mm車高にしている。
板の上に橋おいて5mmの上がった状態で、リバウンドツィークでリバウンドを取り敢えず4~5mmにする。’箸の厚みで変動する。)
ここから締め上げていく。
キャンバーとフロントトーインとリアトーインとか調整。
フロントは平行がデフォルトなので、平行であわせる。
長い定規おいてフロントタイヤが進行方向に向いてるか確認。
ステアリングロッドの長さを平行になるように色々変えてみる。ステアリングロッドのシムを交換して左右の長さを合わせる。
ターンバックルも便利だが、シム入れて、左右そろえるのを長年してたので、今回もその方法で。
まずはフロントタイヤが進行方向に向いているかどうか定規を当てて確認。
それから、後輪表面に定規を当てる。
ミニの場合、前輪の一番外に来てたら0度。前輪の中央だと2度。後輪の一番内なら4度。
今回は中央と内の中間なので、ほぼ3度。
正確にはちがうが、大体合ってるので、長年この方法。
トーションバーの隙間を計測して、そのシムを入れる。反対側にも同じ量入れる。
キャンバーは今回は動かないタイプなので省略するが、直角定規を下に当て、上の隙間が1mmあいたら1度、2mmあいたら2度、3mmあいたら3度、というようにしてる。正確にはちがうが、大体合ってるので、長年この方法。
セッティングボードとか無い頃からこの方法でやってる。大体正確。なのでセッティングボードの必要性がなかったが、ああいう道具に興味があったのではじめてかってみた。使うのにくせを理解しないといけないが、あれもまたいいね。
【初期セッティング】
駆動方式 ; FWD
ボディ : スズキ スイフト なので Lベース
オイルダンパー : CVAウルトラショートダンパー
前ダンパー穴 ; アルミ用の2穴 径9.3mm
前オイル ; 600
後ダンパー穴 ; アルミ用の2穴 径9.3mm
後オイル ; 600
スプリング : OP.333 ツーリングカーショートタイプスプリングセット イエロー(限定の黒)
タイヤサイズ 前 60D ・ 後 60D
車高 前 ; 6.5mm
リバウンド 前 :3mm
車高 後 ; 6.5mm
リバウンド 後 :3mm
フロントトー角 : 0度(平行)
フロントキャスター角 ; 立て気味
フロントキャンバー角 ; ー
リアトー角 : 3度
リアキャスター角 : 立て気味(逆)
リアキャンバー角 ; ー
フロントデフ ; ギアデフ 50万番の半分入れ(固さ的にハーフになるのでだいたい30万番?)
リアデフ : ー 左右連結長尺ドックボーン(1/8ほど捻じれる)
これが基準。ここからどう変わっていくか?
初期調整時に面白い現象を見つけた。
タイヤを切ったとき、タイヤが前に来るときキャスターが立つ現象が起きて、タイヤが後ろに来るのはキャスターが寝る現象が起きてるのを見つけた。
要するに、右にステアリング切ったとき、コーナー外側のキャスターは起きて、コーナー内側のキャスターは寝るというような現象が起きている。
この現象はTT01・TT02では見てないので、たぶん新しい設計なんだと思う。その新型の足回りにはすこし期待!!
ということは、リア側も沈み込むときに、キャンバー変化してるじゃあなかろうか?TT02の時に同じようなことやったが、あんときは気づきがなかったな。
帰ってさっそく試してみたが、この現象は起きなかった。キャンバーが少し寝ただけ。
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