王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

今年は「空梅雨」

2007-07-01 05:55:53 | 社会
空梅雨「非常事態」福岡市は平年の16%、関東も半分以下(読売新聞) - goo ニュース

関東では「梅雨入り宣言」が出されてから皮肉なように連日の晴れ模様が続いています。 爺の住む横浜でも一昨日は夕刻から打ち水程度に振り朝には上がり、昨日も打ち水程度に振り出して今朝6時には霧雨程度、間もなく上がるみたいです。

それでも自宅近くの谷本川(鶴見川の上流)も仕事場近くの大岡川でも水量が枯渇して鯉(人寄せに放している)を始め雑魚が干上がったとか、田んぼへの用水が細り折角田植えの終わった早苗が枯れ始めた。なーんて事は無いから切実さはない。

今朝の報道では北九州の方では一部田植えの出来ない所もあるとか
四国のさめうらダムはどうしただろうか?

そういえば南欧でも異常な暑さで死者がでたとか言ってたな!
中国も水飢饉らしい(もう慢性的な感じがするけど)

日本もダムを作るだけでなく水資源涵養のため、水源近くでもっと木を植えるとか里山の回復に力を入れる等、折角降った雨を直ぐ海に流さない工夫がいるのであろう。
安倍総理も冗費を節約して水資源を涵養するなんて地道な事をやれば「美しい日本」であろう。

もうすこし考えると今年の水不足はそもそも昨年の降雪量が少なかった事に根っこが有るとか! その前の年は全国的に豪雪で雪下ろしに過疎地区の爺婆が困り果てた記事が出ていた。この雪は大変な手間と費用を掛けて川に捨てていたはずだ。
政府が金を出して「人工万年雪計画」でも推進したら雇用対策にもならないか?

友人と話したが中国の天津や上海辺りに海水を真水に変えるプラントを建設したり、海に流している河川の水をタンカーに積んで輸出する時代が来るかもしれない

いや人の事はどうでも良い。取り敢えず真水プラントを高松か坂出辺りに実験用に作ってみたら面白かろう。人口20万人の飲料水を供給するのに建設費と維持費がどの位掛かるものであろうか?

TVなどで「地球に優しい」とかCMが流れる。45億年?の地球の歴史から見れば、ここ100年ほどの地球環境の汚染程度別にどうという事は無い。地球全体が硫酸ガスに覆われ火山が爆発していた時期も有ったのだから。

「自分に(人間に)優しいエコ生活」
を展開しないと自分達が滅んでしまうのであって地球は何とも無いんだよ。
表現は偽善的である。
「自分に優しいエコ生活」を工夫しましょう
それにしてももっと降って欲しいものです。
   

読売新聞:
梅雨入りしている日本列島各地は、多くの地域で「雨不足」に悩まされている。気象庁によると、今月の降水量は、関東でも平年の半分以下で、空梅雨気味。西日本は特に顕著で、福岡市では平年の2割にも満たない“非常事態”となっている。

 関東甲信では14日に梅雨入りし、降雨を観測した日数は9日ある。だが、「10ミリ以上のまとまった雨が降ったのは1日だけ。ほとんどがパラパラと降る程度」(気象庁)という。

 実際、都心の今月の降水量は78・5ミリで、平年比では48%。梅雨入りした14日以降では、わずか36・5ミリだ。特に、九州地方では水不足が顕著で、今月に入っての平年比は、福岡市で16%(41ミリ)、大分市で26%(71ミリ)、山口市で27%(78ミリ)にとどまっている。(引用終わり)
写真:貯水量10% 福岡 油木ダム
コメント
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