王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東芝ルポ ついに印字不能

2007-07-25 07:36:30 | 生活(地域)
何とも残念な出来事です。
爺が1996年から愛用していた「東芝ルポ JW-810」ワードプロセッサー 俗称ワープロが一週間ほど前から印字がかすれ、ついには全く印字不能になってしまいました。
 
ワープロはPCが普及して数年前には生産が停止になりましたが、一つの機器で文章や表の作成から印刷まで出来る自己完結型の仕組みです。使い勝手が良いので、自宅にPCを入れた後も、会合の案内や住所録の管理、季節の挨拶の印刷などに使っていました。

早速東芝のサービスセンターに修理の問い合わせをしましたが、印字が出来ないのは印字ヘッドの不具合によるもので、全国のサービスセンターにも部品が既に無い為、修理不能との宣言をされました。

一つの手段としてはあるソフトを使うとルポにある記録をワード文書に変換できると紹介をうけました。
早速その社に電話しますと、価格が1万数千円します。
落ち着いて考えるとワープロに残るデーター中、印刷文書で回収したいのは友人と仕事関係の住所録です。
このため1万数千円掛けるよりPC用プリンターを新しい物に更新して、住所録はPCに入力しなおす。
この夏の「暑中見舞い」或いは「残暑見舞い」はPC住所録の出来具合により不義理をしてしまう。そう決めました。

あと運がよければ、友人や商売関連で東芝ルポを使っている方を見つけ、フロッピーディスクに落としたデーターを文書化する事でしょうか。

昔何かで読みましたがある作家は「ワープロ」愛用家でワープロが生産中止になったので同型の中古品を何台か集めていらっしゃる---なんて話がありました。
大作をワープロで管理されているとしたら大変な不安であろうかと思います。
まあ、その位データーが膨大でしたら変換ソフトの1万数千円は安い物でしょうが

爺の場合、ワープロからPCに家庭の(或いは職場でも)事務処理機器の世代が変わる葉境期に当たってしまったわけです。そうとは言いながら、そこで生産中止から5-6年で部品が無い事で修理不能(他の機能は正常)とは物の冥利に背く気がしてなりません。
本当に「勿体無い事です」


コメント (4)
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