王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

宮崎県庁 裏金 5年で2億5千万円

2007-07-19 07:04:36 | 政治
宮崎県庁の5部署、東国原知事の就任後も裏金作り継続(読売新聞) - goo ニュース

16日であったか東国原知事が「裏金は億単位の金額」で19日には中間報告をと語っていたのをTVでチラリと見た。
昨日午後記者会見で知事は「裏金問題の中間報告」をしていた。
1:02年から5年間で(5年は公文書の残っている期間だそうである)金額は2億4650万円。
2:裏金作りの手法は「余った予算を業者に預ける」のが大半。
3:その使途は「コピー用紙等の購入」が主で私的流用は無い模様。
4:8月末に最終報告する。
との様であった。

そういえば東国原知事は当選した当時「もう裏金は有りませんよね?!」見たいな発言をしていた。あれは岐阜県庁の裏金になぞらえて「冗談の一つ」も言ったのかと思ったが現地では「宮崎県の裏金」も地元では人の知る所で有ったのであろうか?。その新知事の下でも裏金を作っていた部署があったようである。役人とは本当に始末に終えない手合いである。

さて何で過去5年間なのか? 公文書が残っているとは空々しい。毎年きちんと6年前の書類は廃棄されているのであろうか?
岐阜県庁の例では92年から03までの10数年で17億円との裏金を認定して現任者もOBにも返還要求をした。
甘くないか?

何でコピー用紙ばかり「納入されるのであろうか?」
コピー用紙の消費は日々記録されてないのであろう。コピー用紙納入との事で、歓送迎会の費用、上司へのお餞別など等全く私的な飲み食いでないにしても、県民の税金が県の役人の小遣いに化けていたのではないのか?

中間発表との事であるから「事実を踏まえ(或いはこの様な報告を鵜呑みにして)東国原知事がどの様な対応や処分」を下すのであろうか?
会見では知事の左右に幹部が二人座って知事と共に頭を下げていた。
幹部が幹部らしい仕事をするかどうかはこれからの態度如何である。
東国原知事の政治性・革新性が問われる局面となる。
今後に大いに注目しましょう。


読売新聞:
宮崎県庁の裏金問題で、県は18日、公文書が保存されている2002年度から今年5月末の間に本庁など54部署で計約2億4650万円の裏金が作られていたとする中間報告を発表した。

 5月に47の出先機関で約3000万円の裏金が発覚したため、全292部署を対象に調査していた。大半は年度末に余った予算を業者に預ける手口。職員の私的流用はなかったとしているが、一部に使途不明の裏金もあるため、さらに調査を続け、8月末に最終結果をまとめる。

 裏金のうち2億4100万円はコピー用紙などの消耗品購入に使われ、今年5月末時点の残高は約550万円。しかし、公務に使ったかどうかはっきりしない裏金も約560万円。捻出(ねんしゅつ)方法がわからない裏金も計192万円見つかった。また、5部署では、東国原英夫知事が就任した1月23日、裏金の早期報告を呼びかけた後も、裏金づくりを続けていた。(引用終わり)
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