王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

松岡前農相 「事務所費は芸者の花代」?

2007-07-22 07:00:39 | 政治
松岡氏事務所費は「芸者の花代」 山本副大臣 後に撤回(朝日新聞) - goo ニュース

朝からウエブニュースを見ていたら、朝日以外は余り取り上げていない「松岡前農相の事務所費問題」を見つけた。

山本農林副大臣が20日の福井県坂井市の講演で:松岡農相の事務所費問題に触れ
「たいした話ではない。赤坂の芸者に行く際に、花代は領収書がもらえないんですよ。それを事務所費で払っていたという話だった」
と語ったそうだ。

さて山本副大臣の発言は「話し言葉を活字にしているのでわかりにくい」そこで爺が補足しながら読むと:
「赤坂の芸者(の元へ遊び)に行く際に(時にはとの意味であろう)花代は領収証がもらえない」そうだ
はてさて?爺だってサラリーマンの時代があって顧客の温泉招待の接待会場に「芸者・ホステス嬢・コンパニオンなど」の手配をした。会社がこの部分は接待交際費で清算する事を決めていれば明細が「芸者花代」で何も問題ない。
会議費で清算して税務調査で「芸者花代を交際費」と指摘されればその部分は課税されれば済む事である。

そこで松岡前農相が取り巻を連れて赤坂の料亭で「芸者を揚げて騒いでも」領収証がもらえない事は無かろう。 客と店の金の受払いの問題に過ぎないのだから。
但しこの費用は領収証があるのだから「後援企業へ付回しならぬ領収証回し」が出来る。

さて山本副大臣の言う「花代」とは上に述べた酒席を取り持つ花としての役割ではなく「芸者と淫らな行為をする対価そのもの」であろう。
これは現金取引が常道であろうから、後援企業に付回しするわけには行かない

「ホテル代か旅館代」も東京に議員宿舎があるのに宿泊費の清算は疑惑を呼ぶ。
これも「花代」の内に入ろうか?
爺には議員先生が芸者と枕を交わすのに一回或いは一晩幾らが相場かわからないが仮に、「部屋代込みで200,000円」必要で月3回だと600,000円 個人のポケットから出る金としては大きい。個人秘書や奥様に説明が必要であろう。
この花代処理に「事務所費が使われたと山本氏は松岡前農相から聞いた」
という話だ。

山本副大臣は朝日新聞の取材にに「冗談を本気にされ心外」と答えたが発言を撤回したそうだ。

「松岡前農相は悪だとしても、もはや故人で弁解が出来ないのであるから、品のない冗談話は失礼である。明細を明かせないのは地元の子分の選挙資金に領収書なしで渡しているのです」あたりが当たり障りが無い所でなかろうか。

朝日新聞:
自殺した松岡利勝・前農水相の事務所費問題について、山本拓・農水副大臣=自民=が福井県坂井市で20日に開かれた演説会で、「芸者の花代として使った、と聞いた」などと発言していたことがわかった。その後、「話した内容は事実ではなかった」として、発言を撤回した。

 演説会で山本副大臣は事務所費問題に触れ、「たいした話ではない。赤坂の芸者に行く際に、花代は領収書がもらえないんですよ。それを事務所費で払っていたという話だった」などと発言したという。山本副大臣は21日、朝日新聞の取材に「松岡さんとは昔から友だちで、若い頃一緒に遊んだ仲間。『政治とカネ』に絡んで参院選で自民党に逆風が吹いているので、会場の人を和ませるために冗談を言った。まともに取られたのは心外だ」と話した。(引用終わり)
写真:山本拓氏
コメント (2)
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