王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「CHANGE」 第6話

2008-06-17 08:52:17 | 芸能
段々この話の筋立てが判ってきました。一話ごとに問題が起きるようです。

今回はキムタク総理と主席補佐官の深津嬢の仲を「熱愛」と報じる「(スポーツ?)新聞」が出ます。
キムタクを傷つけまいと身を引く深津さんが「友人から小児科医が足りなくて子供が病院をたらい回し」の話を聞きキムタクに話します。

その翌朝です。補佐官4人組、その中でも財務省出身の西村補佐官は「こういうのをスキャンダルと言うんだ」と気に入りません。
そこへ寺尾官房長官が「補正予算案1兆3千億円」を持ち込んできます。
例により慎重に調べると「公共事業中心のバラマキ予算」と判ります。

そこでキムタク総理は「小児科医増加の為予算案の変更」を西村補佐官に指示します。
西村は古巣の財務省の担当部門に予算300億円の捻出を依頼しますが埒があきません。ついには主計局長と直談判「総理をあんな奴」と呼ぶ局長をどちらが偉いのかと怒鳴り予算をひねり出させた様です。
夕刻のブラ下がり記者会見では「予算案の変更」を告げますが、「小児科医の増加」は野党革新党の主張と同じであった為、「野党に押し切られたのか?」とか「政権交代か?」なんて反応が出る始末でした。
その夜キムタクと深津はフランス大使のレセプションに出席しプールサイドで(二人の距離を開ける件で)言い争いをした結果、深津がプールに落ちそうになる所を抱きとめます。どうやらそれがパパラッチに盗撮された様です。

その頃料亭では寺尾官房長官始め与党古幹部3人が「彼等の思惑を離れ動き出したキムタクを快く思っていません」
「予算は付いても閣議で一人でも(大臣の)反対があれば通らない」と不気味な事を言いました。

翌日閣議に出るキムタクに西村は助言します。「閣議で大臣の反対が出ればその大臣を罷免して総理が兼任すればよい。全大臣が反対すれば全員罷免して兼任すれば良いのです。大臣の任命権は総理にあります」 西村補佐官もキムタクに惹かれ始めた様です。

案の定「予算案変更の閣議」では総務大臣と農水大臣が強く反対しました。キムタクは「総務大臣の罷免」を宣言して農水大臣にも「反対か?」と糾しますが勿論「直ちに反対を撤回です」
それで「300億円の変更」は閣議決定されたようですが寺尾官房長官は不愉快さを隠し苦笑していました。

その巻き返し策でしょう「その補正予算案」の衆議院の(本)会議に与党250名が出席せず野党230名では否決されてしまうというのです。

阿部や深津はコネを頼りに与党議員に出席して賛成する様頼んで回りますが冷たい返事しか返りません。
頑張る総理グループを見た古幹部3人組の内、中村敦夫幹事長が派閥35名を率いて総理に強力を申し出ます。しかしそれでは勝てません。
なんとキムタク総理は記者の目を反らすため「カラオケ」で野党革新党代表高橋英樹と二人で面談です。小沢代表に似せて作ってあるのでしょうか? 爺にはそう見えました。最後の場面で「ウルフルズを歌います」と言わせていました。誰の事でしょうね。
さて会談では高橋代表は「与党を裏切り手を組むのか?」「根回しとか駆け引きを知らないのか?」と言ってキムタクの「小児科医増加案」どうも乗り気でないようです。

翌日のブラ下がり会見では「先日の密会」が週刊誌にスキャンダルとして取り上げられ「その批判に説明」を求められます。
キムタクは「二人がそう見えた写真の説明をすると同時に公人の自分は構わないが私人の深津を貶めるような事をするな」と語ります。
残念ながら十分な説明と受け止められなかった様で内閣支持率5%に低下しました。

官房長官の秘書が「野党が指示なんて前代未聞」と驚くのに寺尾官房長官は「歴史の転換期にいるから面白い」と不気味な語り口です。

翌日「病院に入院中の子供を見舞っている」総理ですが、深津さんが官房長官に密かに呼ばれ「キムタク内閣総辞職」を告げられます。

さて来週はどうなるのでしょうか? 又見てしまいそうです。

コメント
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