王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

白鵬が三連勝

2008-11-24 06:02:51 | スポーツ
白鵬が3連覇、9度目の優勝 安馬は26日に大関へ(共同通信) - goo ニュース

昨日千秋楽の優勝決定戦で13勝2敗どうしの横綱白鵬は優勝決定戦で関脇安馬を上手投げで投げ飛ばし優勝を決めました。
相撲ファンは本割りに加えて決定戦を見られたのですから一粒で二度美味しい思いをしてのでしょうか。

ライバルの朝青龍が休場の上、不甲斐無い大関陣の場所で13勝2敗はピリッとする成績に思えません。

しかし土俵外では外人力士の大麻吸引問題や八百長相撲の訴訟がある中で「一部の取り組みには無気力相撲を協会が叱責」する等真面目にやろうとする「武蔵川理事長の姿勢も感じます」
幸いに白鵬が「八百長相撲を取らなければ13勝2敗辺りはそれなりの成績」とも言えます。
八百長相撲で40連勝とかするよりガチンコ相撲で1場所1-2番の取りこぼしの方が爺は面白い気がします。

財団法人を謳い文部省が後ろに控えていて「日本の伝統、力、正義」なんて言葉が続くと「八百長相撲」は無くさなければいけません。

一方相撲興行と見れば「筋書きの有る優勝」が望ましいのでそこには「星の貸し借り」があっても当然という話になります。ただしその際は「財団法人相撲協会は返上」して国のスポンサーなしでひとり立ちせねばなりません。

どちらも難しいでしょうが「勝負の世界」として行くなら個人の勝敗を厳しく見て行き年間勝率が5割を切れば降格とか番付の昇降を際立たせ新人の出やすい制度を導入しないといけないのでしょう。
突き放して言えば来場所大関になる安馬も一人横綱の白鵬もそして来場所出場が注目される朝青龍もモンゴル人で日本の伝統と中身が食い違ってきています。
なんとも悩ましいですね。


共同通信:
大相撲九州場所千秋楽の23日、東横綱白鵬が関脇安馬との13勝2敗の優勝決定戦を制し、3場所連続9度目の優勝を果たした。白鵬と安馬がともに本割で勝って2敗を守り、決定戦は熱戦の末、白鵬が上手投げで勝った。安馬は初優勝は逃したが、26日に大関に昇進する。白鵬は年間6場所中4度賜杯を抱いた。3場所連続で休場中の横綱朝青龍が次に出場する場所で進退をかける一方で“白鵬時代”の到来を印象づけた。(引用終り)

写真:共同通信
コメント (1)
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