民主新代表に鳩山氏=「岡田幹事長」で調整、小沢氏も要職-政権交代へ先頭(時事通信) - goo ニュース
16日午後の投票で民主党の新代表に鳩山由紀夫氏が当選した。
下馬評の示す「国会内で鳩山有利、世間で岡田氏有利」の通りの結果となった。
候補は二人しか居ないのでどちらが良いかなのであるが、爺は「小沢氏より遠い事と年が若い事」の2点で岡田氏が選ばれたら党として幾らか前進かと期待したが旧態依然であった。
選挙前にも書いたが鳩山氏は「小沢氏を支えた自分にも責任がある」と語り「小沢傀儡でない」と自ら語るに落ちた上で「小沢氏を幹部に起用」と述べた。
言語明瞭、意味不明な日本語の典型例である。
さて選挙戦中「愛のある」「愛のため」「友愛」とか聞きなれない言葉を繰り返していた。
ブログ諸賢によれば「友愛」なる言葉は鳩山氏の祖父鳩山一郎氏の「座右の言」だそうである。
愚かな爺はNHKドラマ「天地人」の武将直江兼続の兜立ちの「愛」にでも引っ掛けて受けを狙ったかと思っていた。
鳩山新代表と麻生総理を並べて「吉田総理と鳩山総理の孫対決」と囃す向きがある。
なるほど鳩山一郎氏は吉田総理の後を襲った総理である。鳩山一郎氏は理想主義者として知られる。
吉田総理は「サンフランシスコ条約の締結」で戦争状態を終結し日本の独立を果たした。
鳩山氏はその更なら前進を狙い「憲法改正とソ連・中国との戦争状態の終結」を発言していた。
そして昭和30年1月衆議院の選挙公約の一つに「米国に対する防衛分担金を180億円減らし、これを住宅建設に回す」とし国民に訴えた。しかしこの問題は事前に米国側の了解を取っておらず第二次鳩山内閣の命運に関わる問題となった。
そして日ソ国交回復にしても「日米安保体制下の日本としては米国と十分に打ち合わせておくべき事」であった。
それをなさずに「国交回復のための全権指名」「ソ連によるサケマス沖取りの禁止と河野一郎(衆議院議長河野洋平の父)漁業相の暴走」「重光外相によるサンフランシスコ条約の読み違い(米国の意思の誤認)」等により「日ソ平和条約の締結と北方4島の返還」の機会を失ってしまった。
興味のある方は爺のカテゴリー「ロシア関連の中の北方領土」を覗いてください。
話は鳩山新代表に戻して「兼続」の真似でなく「一郎爺の真似」にしても理想は理想として厳しい国際戦略の現実を認識していないと国民が迷惑をする。
麻生総理を見れば「政治的天才性」が遺伝しない事は明白だから鳩山氏にも「厳しい現実を見つめる能力の欠如」が遺伝していない事を期待する。
「消費税上げ」論者の岡田氏を幹事長に据えて小沢傀儡とは呼ばないが小沢後継と目されて「発言の度に目が泳がないようにお願いしたい」
680兆円の国債残高をどうするかに言及しなければ「財源論なんかは結局官僚のメニューを選ぶだけであろう」
日本の夜明けが来るにはまだ民主党は一波乱二波乱乗り越えないと本物になりそうも無い。
時事通信:
民主党は16日午後、都内のホテルで両院議員総会を開いて代表選を行い、党所属国会議員による投票の結果、前幹事長の鳩山由紀夫氏(62)が124票を獲得して95票の岡田克也副代表(55)を29票差で破り、新代表に選出された。任期は、小沢一郎前代表の残任期間の2010年9月まで。鳩山氏は直ちに執行部人事に着手し、幹事長に岡田氏を起用する方向で調整に入った。
民主党は、政権交代が懸かった次期衆院選に鳩山氏の下で臨むことになる。鳩山氏は、小沢氏をめぐる西松建設の違法献金事件で打撃を受けた党勢の回復を迫られる。
鳩山氏は両院議員総会でのあいさつで「政権交代を果たし、官僚主導の政治を打破するため、先頭を切って走ることを誓う」と決意を表明。就任後の記者会見では「ノーサイドだ」と挙党態勢の確立に努める方針を強調した。
その上で、小沢、岡田両氏について「しっかりしたポストに就いていただきたい」と表明。新執行部人事は小幅にとどめる考えを示した。岡田氏に関しては、この後のNHK番組で「当然、(執行部の)ど真ん中に入ってもらいたい」と述べ、幹事長起用を示唆した。
ただ、岡田氏に近い中堅議員は16日夜、「権限のない幹事長なら岡田氏は受けない」と語った。党内では、選挙対策の要職に小沢氏の起用が取りざたされていることに、岡田氏が抵抗を示しているとの見方が出ており、人事をめぐる調整が難航する可能性もある。(引用終わり)
16日午後の投票で民主党の新代表に鳩山由紀夫氏が当選した。
下馬評の示す「国会内で鳩山有利、世間で岡田氏有利」の通りの結果となった。
候補は二人しか居ないのでどちらが良いかなのであるが、爺は「小沢氏より遠い事と年が若い事」の2点で岡田氏が選ばれたら党として幾らか前進かと期待したが旧態依然であった。
選挙前にも書いたが鳩山氏は「小沢氏を支えた自分にも責任がある」と語り「小沢傀儡でない」と自ら語るに落ちた上で「小沢氏を幹部に起用」と述べた。
言語明瞭、意味不明な日本語の典型例である。
さて選挙戦中「愛のある」「愛のため」「友愛」とか聞きなれない言葉を繰り返していた。
ブログ諸賢によれば「友愛」なる言葉は鳩山氏の祖父鳩山一郎氏の「座右の言」だそうである。
愚かな爺はNHKドラマ「天地人」の武将直江兼続の兜立ちの「愛」にでも引っ掛けて受けを狙ったかと思っていた。
鳩山新代表と麻生総理を並べて「吉田総理と鳩山総理の孫対決」と囃す向きがある。
なるほど鳩山一郎氏は吉田総理の後を襲った総理である。鳩山一郎氏は理想主義者として知られる。
吉田総理は「サンフランシスコ条約の締結」で戦争状態を終結し日本の独立を果たした。
鳩山氏はその更なら前進を狙い「憲法改正とソ連・中国との戦争状態の終結」を発言していた。
そして昭和30年1月衆議院の選挙公約の一つに「米国に対する防衛分担金を180億円減らし、これを住宅建設に回す」とし国民に訴えた。しかしこの問題は事前に米国側の了解を取っておらず第二次鳩山内閣の命運に関わる問題となった。
そして日ソ国交回復にしても「日米安保体制下の日本としては米国と十分に打ち合わせておくべき事」であった。
それをなさずに「国交回復のための全権指名」「ソ連によるサケマス沖取りの禁止と河野一郎(衆議院議長河野洋平の父)漁業相の暴走」「重光外相によるサンフランシスコ条約の読み違い(米国の意思の誤認)」等により「日ソ平和条約の締結と北方4島の返還」の機会を失ってしまった。
興味のある方は爺のカテゴリー「ロシア関連の中の北方領土」を覗いてください。
話は鳩山新代表に戻して「兼続」の真似でなく「一郎爺の真似」にしても理想は理想として厳しい国際戦略の現実を認識していないと国民が迷惑をする。
麻生総理を見れば「政治的天才性」が遺伝しない事は明白だから鳩山氏にも「厳しい現実を見つめる能力の欠如」が遺伝していない事を期待する。
「消費税上げ」論者の岡田氏を幹事長に据えて小沢傀儡とは呼ばないが小沢後継と目されて「発言の度に目が泳がないようにお願いしたい」
680兆円の国債残高をどうするかに言及しなければ「財源論なんかは結局官僚のメニューを選ぶだけであろう」
日本の夜明けが来るにはまだ民主党は一波乱二波乱乗り越えないと本物になりそうも無い。
時事通信:
民主党は16日午後、都内のホテルで両院議員総会を開いて代表選を行い、党所属国会議員による投票の結果、前幹事長の鳩山由紀夫氏(62)が124票を獲得して95票の岡田克也副代表(55)を29票差で破り、新代表に選出された。任期は、小沢一郎前代表の残任期間の2010年9月まで。鳩山氏は直ちに執行部人事に着手し、幹事長に岡田氏を起用する方向で調整に入った。
民主党は、政権交代が懸かった次期衆院選に鳩山氏の下で臨むことになる。鳩山氏は、小沢氏をめぐる西松建設の違法献金事件で打撃を受けた党勢の回復を迫られる。
鳩山氏は両院議員総会でのあいさつで「政権交代を果たし、官僚主導の政治を打破するため、先頭を切って走ることを誓う」と決意を表明。就任後の記者会見では「ノーサイドだ」と挙党態勢の確立に努める方針を強調した。
その上で、小沢、岡田両氏について「しっかりしたポストに就いていただきたい」と表明。新執行部人事は小幅にとどめる考えを示した。岡田氏に関しては、この後のNHK番組で「当然、(執行部の)ど真ん中に入ってもらいたい」と述べ、幹事長起用を示唆した。
ただ、岡田氏に近い中堅議員は16日夜、「権限のない幹事長なら岡田氏は受けない」と語った。党内では、選挙対策の要職に小沢氏の起用が取りざたされていることに、岡田氏が抵抗を示しているとの見方が出ており、人事をめぐる調整が難航する可能性もある。(引用終わり)