王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

北朝鮮 2度目の核実験

2009-05-26 09:57:52 | 海外
中国「断固反対」 北朝鮮核実験、米ロも批判(朝日新聞) - goo ニュース

昨日昼前「北朝鮮が核実験に成功」と発表したとラジオニュースで聞いた。

良くお手盛りの報道をする国なので“本当かな?”と思っていたら夕刊では一面に「北の核実験」と米中ロも安保理で「実験非難」の記事が出ていたので国際的にも実験が確認されたのであろう。その後TVで日本の地震研究所?の方が「地震の場合と核実験の場合の地震波の波形の違い」を説明していた。なるほど!

06年10月の1回目の実験に続いて2度目の核実験が成功したとなると「科学的には実験の手順の正しさが検証された事になる」
何かの加減で核爆発が起きたのでなく今後は意図的に爆発実験を繰り返す事により核弾頭として搭載可能な小型化が計られるのであろう。

6カ国協議は中ロの自国国境に対する安全保障上の理由(国境の不安定要因を増したくない)で北の暴走を本気で止めない。
米国は「ブッシュ政権末期で北を抑止出来ない」

オバマ政権になって「クリントン国務長官は北に厳しい態度を取り」オバマ大統領は4月「核のない世界」を訴えた日に「北はミサイルを発射した」し50日後に「核実験を行った」
ロ中の様な核大国との核軍縮と北の様な「核拡散の初歩」の様な国との交渉は自ずと違いが有ろうがオバマ政権が本気なら不愉快であろう。

安保理での「北非難決議」も無いよりはましだが「余り効果の無い事は周知の事実」である。
残念ながら「米中ロ」が核拡散に危険を感じてもう少し真剣に「抑止に動かなければ暴走は止まらぬ」のであろう。

一方日本では「日本一国では経済制裁の効果は薄い」とか有名なキャスターが「拉致された人は皆死んでいる」と発言して物議をかもした。
「新型インフル対策」の基礎である「手洗いとうがいの励行」と同様「経済制裁の継続、(武器転用)物資の輸出監視、国内に於ける北の資金源の締め上げ」を淡々と行なう事が必要である。
加えて近隣国家にキチ○イ見たいな指導者がいる場合「平和憲法特に9条の遵守」をどう考えるのか皆で考える良い機会であろう。
何も「核兵器の保有」などと騒がなくても「戦闘機の空中給油装置の取り付け、空中給油機の確保、艦対地ミサイル(トマホーク)の保有」等国民的議論をしなければいけない。
女にだらしの無い鴻池氏?の発言だと思うが「(打った)ピストルの弾をピストルで打ち落とすのは難しい」とは本当である。
地上にあるものを壊す方がずっと容易な事は明白である。
それをやるには「国家として勇気が」必要である。


朝日新聞:
【ワシントン=村山祐介、北京=坂尻顕吾】北朝鮮の核問題をめぐる6者協議のメンバーで、国連安全保障理事会の常任理事国の米国、中国、ロシアはいずれも25日、2度目の核実験に踏み切った北朝鮮を批判した。

 オバマ米大統領は25日未明(日本時間同日午後)、北朝鮮による核実験を「国際法違反」とし、「すべての国への深刻な懸念だ」と非難する声明を発表した。「国際社会が行動を取る正当な理由になる」とも述べ、安保理を舞台として対抗措置を目指す考えを示した。(以下省略)
コメント (3)
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「幸福の科学」が政治団体結成

2009-05-26 06:07:54 | 政治
「幸福の科学」が政治団体結成、衆院全選挙区に擁立方針(読売新聞) - goo ニュース

昨日夕刻TVニュースを見ていると宗教団体の「幸福の科学」が政治団体を立ち上げたとかで「幸福実現党」の名前と党首「饗庭直道(あえばじきどう)」氏の顔見せがあった。

宗教団体が「政治政党」を作って活動する事は「公明党」の例を見るまでも無く選挙制度を歪める事になるからその是非を改めて論じなければいけない。

まあ堅い話は又論じるとして新党の党首は「背丈もあり中々の男前に見えた」その点では注意深く選ばれた機がしたがお名前の「饗庭(あえば)」がどうにも選挙向きでない。
「山田太郎」とか「田中一郎」だと覚えやすいし書き易い。
「饗庭直道(あえばじきどう)」は何とも読みにくい、書きにくいし覚えにくいね。

席上党首は「第一党」を狙うそうであるが何とも壮大な目標である。
次期衆議院選には全国300の小選挙区と11の比例区全てに候補者を擁立する意向とか。
無税で集めたお布施を選挙に使っては効率が良かろう。
それにしてもとてつもない金が掛かりそうそう。
政教合作の是非を置いて冷やかせば「貯まった金は世間にばら撒いてもらう」のは景気対策に貢献しそうである。

一時の話題つくりで終わるか自民党が危機を感じるほど党勢延びるかじっくり見守る必要がある。


読売新聞:
宗教法人「幸福の科学」(大川隆法総裁)の信者7人が25日、東京都内で記者会見し、政治団体「幸福実現党」の結成を発表した。

 「幸福の科学」の支援を受け、次期衆院選の300小選挙区と11比例ブロックすべてに候補者を擁立するという。同日、政治団体の届け出を都選管に提出しており、書類が整っていれば総務省で受理される。

 会見によると、大川総裁は政治団体の運営にはかかわらず、出馬もしないが、支持母体トップとして支援する。妻の大川きょう子氏が「党首代行」として、都内の小選挙区から出馬予定という。「党首」は、「幸福の科学」元常務執行理事の 饗庭 ( あえば ) 直道 ( じきどう ) 氏は「経済の復活や教育の立て直しに力を注ぎ、未来に夢を持てるような国をつくりたい」と語った。(引用終り)
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