王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

新型インフル 国内感染者 96人に

2009-05-18 07:53:34 | 社会
新型インフル国内感染数96人に…成田検疫4人を含め(読売新聞) - goo ニュース

今朝18日7時のラジオをNHKとニッポン放送を同時に聞きました。
どちらも阪神方面の「新型インフル」の感染者数の増大を伝えていました。
爺が昨晩寝る前は21人が確認されまだ増える事が予想されていましたがなんと未明の発表に基づくと96人に上っていました。

確認者数が急激に増えたのは「確認の方法の精度が上がり都道府県レベルで済むようになり国立疾病センター?で確認の必要がなくなった」のだとか。
そうするとまだ体調不良を訴えている若者の中から感染者が出るかも知れません。

大阪府の橋下知事は府内の中学高校の7日間休校を決め私立のそれも習うよう要請したようです。又政令都市の大阪市・堺市は今朝対応を決めるようです。
別部の報道では大阪市長は一斉休校に懐疑的だとか。
府と市の判断のどちらに正解と言うか適解が出るでしょう?
興味のあるところです。

さて地域によっては幼稚園や保育所まで1週間休業のようです。
突然の決定に「仕事を持つ母親が困惑している様子」も流れます。
インフル騒ぎのなかで一寸堅い話になりますが「子供は誰が育てるのか?」そして「今回の様な事態を如何考えるか?」さらに「どうしたら良いか?」を少子化担当大臣の小渕ママに聞いてみたいものです。

高度経済成長路線で田舎から若者を大都市に集め男だけの給料で家族が養えたものを女子を職場に借り出し労働者の取り分は「夫婦で昔の男一人分になってしまいました」

母親を職場に狩り出すため「保育所幼稚園の整備」が叫ばれているがそれさえ十分でありません。
そして今回のように保育園が突然休園となると「仕事を持つ母親は困りますしシングルマザーだとしたら困惑の極みです」
昔なら家に「爺か婆がいて予備戦力として突然の子守くらいの様は足りました」

「子供は誰が育てるのか?」
爺は「母親(家族がと考えても可)が育てるべき」と思っています。
その為には夫婦の一人による稼ぎで家族が養える賃金体系に直さなければいけません。 核家族化は避けられないにしても爺婆がスープの冷めない距離に控えているもっと贅沢を言えば2世代同居の出来る家や集合住宅(マンション)の建設等目標が決まれば打つ手は幾らでもあります。
仮に「国が子供を育てるなら隔離病棟を持った保育所や幼稚園の建設」「突然の休園には予め登録してあるボランティアーを園児の自宅に派遣して保育看護する等これも方法があります。
農家にばら撒き補助をするよりはるかに内需喚起になります。
爺は橋下知事が「保育園を休業」してママの困惑に如何対処するか興味があります。
同時に民主党新代表の鳩山氏がこの(保育園)の状態を如何考えるか知りたいものです。
大阪市長が「次の段階に至るまで保育園は閉めない」とでも言ったら「それはそれで意義のある事」だと思います。どうなるでしょうか?
注目しています。


読売新聞:
神戸市の兵庫県立高校2校の生徒8人に新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)への感染が確認されたのに続き、18日未明までの厚労省などの発表で、新たに同県や大阪府の高校生や教諭ら84人の感染が確認された。

 海外渡航歴のない高校生が多く、感染者のいる高校では発熱などを訴える生徒も多数いる。高校を中心とした集団感染を食い止めるため、神戸市や大阪府などは大規模な休校措置を取り、休校数は1400校を超えた。「国内感染」はこれで92人となり、成田空港での検疫で判明した4人も含めると、国内の感染者数は計96人となった。

 18日午前1時現在で感染が確認されているのは、大阪府では、関西大倉中高(茨木市)の生徒36人と講師、生徒の家族など。兵庫県では、六甲高(神戸市)の生徒9人、県立神戸高(同)の生徒11人と保護者、県立兵庫高(同)の生徒12人、県立高砂高(高砂市)の生徒3人、県立 八鹿 ( ようか ) 高( 養父 ( やぶ ) 市)の生徒1人と教諭、県内の高校生11人など。関西大倉高では、併設の中学も含め、約190人がインフルエンザの症状を訴えたため、大阪府などが調査を進めている。

 さらに、大阪府八尾市の小学6年女児(11)のほか、同府吹田市の大学生らの感染も確認され、広範囲に二次感染が進んでいる可能性が出てきた。

 厚労省と兵庫県などによると、同県内の高校で感染が確認された生徒はバレーボール部員が多く含まれていたが、ほかに文化系などの部活動の生徒もいた。厚労省によると、自治体側は16日に感染が確認された神戸、兵庫高校の生徒8人の「濃厚接触者」として161人をリストアップし、自宅待機要請や健康状態の確認などを進めている。

 大阪府は17日、茨木市など12市町に小中高校・幼稚園などを23日まで臨時休校するよう求め、府内の休校数は計676校に達した。府は全小中高・幼稚園に、児童・生徒にインフルエンザの症状があれば出席停止とするよう要請。茨木、豊中、吹田市の保育所、高齢者介護の通所施設、映画館などにも休業を求めた。

 兵庫県でも、県立高や公立小中などの休校数は743校に上っている。
(引用終わり)
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