王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

青木幹雄氏 政界引退

2010-05-16 00:20:06 | 政治
青木幹雄氏、政界引退へ…体調不良で(読売新聞) - goo ニュース

昨日15日午後所用で東京に出かけたのですが品川の駅の売店にはサラリーマン向け夕刊の一部が「まっ黄色の背景に太い黒字で青木氏政界引退」とでかでかと印刷したものを発売していました。
それだけ他にニュースが無かったのかも知れません。

最近では「参議院本会議」での途中退場と若林元農相の「成りすまし賛成ボタン押し」で名前が出ましたが貧乏くじを引いたのが若林氏で青木氏はお咎めなしのままうやむやの内に終わってしまいました。何をしに議場を出て行ったか判らぬまま。「成りすましボタン押し」を如何防ぐのか? なんて話も具体化せず。

さて青木氏は13日地元島根の雲南市で集会中「ろれつが回らなくなり」入院、脳梗塞と診断され政界を引退すると決め15日に自民党がそれを認めた。

自民党は70歳定年制を原則としていた様だが元参議院のドン青木氏は(島根)選挙区立候補の方だからこのルールの適用を受けない--つまり夏の参院選に立候補すると言い張っていた。
爺は青木氏には適切な後継者が居ないので無いかと思い、然るべき腹心の(県会)議員か何かの中から指名して影響力を残して身を引くのが人の道で無いかと思っていた。
ところが記事を読むと「何と何となんとな!」49歳になる(立派な!かどうかは判らないが)長男(49歳)が秘書で居るではないか。
早くから彼を後継で立てたらそれはそれで“2世政治家”とか“世襲政治家”とか批判の対象となってすんなりとは決まらなかったのかも知れない。

或いは長男というだけで「全く政治家なんかに向かない穏やかな方とかで」海千山千の父親から見たらとても後を任せられないと見ていたか?!

県連はその長男で秘書の和彦氏を軸に後継候補の調整を急ぐのだと。
まあ時間がないのでそれで決まりそうに思えるが地元の思惑はどんなものなのでしょう?
続報を知りたいものです。


読売新聞:
自民党の青木幹雄・前参院議員会長(75)(参院島根選挙区選出)は、体調不良のため、5選を目指した今夏の参院選への出馬を断念した。

 細田博之・前党幹事長が15日午前、明らかにした。青木氏は今期限りで政界を引退する見通しだ。

 自民党関係者らによると、青木氏は13日、島根県雲南市での集会であいさつをしている途中、言葉がうまく出なくなり、同県出雲市内の病院に入院した。脳 梗塞 ( こうそく ) との診断が出ている。青木氏は14日夕、見舞いに訪れた党島根県連幹部らに、「参院選を戦うのは、健康上、自信がない」と語り、出馬断念の考えを伝えたという。

 県連では、青木氏の長男で秘書の一彦氏(49)を軸に後継候補の調整を急ぐ。

 青木氏は、竹下登元首相の秘書、島根県議を経て、1986年7月の参院島根選挙区で初当選。以来、連続4回当選した。99年10月発足の小渕改造内閣で、官房長官を務めるなど、政界で影響力を発揮した。

 2007年7月の参院選での自民党惨敗の責任を取り、党参院議員会長を辞任して以降は、政界の表舞台での活動を控えていた。(引用終わり)

コメント (2)
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