岩国基地、沖合移設の新滑走路を前倒し運用(読売新聞) - goo ニュース
鳩山首相が「普天間基地の移設先を辺野古周辺とする政府案を発表した翌日に供用開始」とは何だか因縁めいて見えます。
報道によれば米軍の岩国基地の新滑走路が29日供用開始になり旧滑走路は同時に閉鎖されたそうです。
新滑走路は沖合いに移設され航空機事故の危険や騒音被害が軽減される筈ですが良い事ばかりではなさそうです。
着工後に決まった米軍再編で厚木基地の空母艦載機59機が14年までに移駐する事が決まっており地元は悲喜交々の様です。
ところで爺の自宅はこの米海軍厚木基地に空母艦載機が東側から進入する飛行路の真下に当ります。老妻などは「今週の飛行機はいつもより低い」なんてパイロットの技術評価ができる位です。
77年には厚木基地を出たファントムが自宅の山一つ先、荏田の民家に落ち9人が重軽傷、その内の若いお母さんと3歳1歳の家族が酷い目に会いました。
翌日3歳の兄ちゃんは「パパママ バイバイ」と一言。1歳の弟は覚えたばかりの「鳩ぽっぽ」を謳いながら逝ってしまいました。お母さんは火傷の治療で全身皮膚移植を続けながら闘病生活を送りましたが81年に力尽きました。
改めて哀悼の意を表します。
墜落がほんの1-2秒違えば爺の(その頃は若かったけど)家族に不幸が降り掛かったところなのですよ。
その米海軍の一部が岩国に移転するのであれば少しは安全になるかと思いますが、岩国の住民の事を考えると微妙な気持ちです。
ここはやはり「米軍の基地は新たには要らない。将来的には縮小して欲しい」を国民的合意にして反対して行かないと「危険の押し付け合い」を国内でしている気がします。
「民主主義」とは平民(普通の人)が政治に参加できる政治体制だと思うのですが「普天間基地の辺野古移設案」は鳩山首相と関係閣僚は「完全に民意を裏切りました」
恐らく米国に対し「自公合意案は白紙撤回する」との主張を小さい声でも言わなかったので無いかと疑っています。米国にすれば「当事国から反対の意思表示が無いのだから、自公案に近いものに決まるべくして決まった」という事でしょう。
あれやこれや納得が行かない事が多いですよね。
可愛い孫達の為に「政府を確り見守る事をあきらめる訳にはいきません」
読売新聞:
山口県岩国市の米海兵隊岩国基地で29日、沖合に移設した新滑走路(長さ2440メートル、幅60メートル)の運用が始まった。
滑走路が沖合に移設されるのは、国内の米軍、自衛隊の基地では初めて。地元では約40年前から安全確保や騒音低減のために沖合移設を求める運動が続いており、住民らの悲願がようやく実現した。
新滑走路は、基地東側の沖合約213ヘクタールを埋め立てて建設され、旧滑走路より約1キロ海側に移った。滑走路本体は今年3月に完成。誘導路などの整備が残っているが、日米双方が「早期に騒音軽減を図りたい」と合意し、運用を前倒しした。市街地や工場群から離れることから、航空機事故の危険や騒音被害の軽減が期待される。旧滑走路は閉鎖された。
沖合移設計画が浮上したきっかけは、1968年(昭和43年)に福岡市の九州大学構内で起きた米軍ジェット機墜落事故。岩国市議会の移設要請決議を受け、73年に国が調査を開始し、92年に計画概要が決まった。総事業費は約2500億円。
この日、基地内で運用開始式が行われ、日米の防衛・外交関係者ら約300人が出席したが、二井関成知事は出席を見合わせた。着工後に決まった在日米軍再編で、米海軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機59機が岩国基地に移駐することが決定しており、二井知事は「(沖合移設で)艦載機の受け皿になってしまった」と述べるなど、新たな負担増への懸念を示していた。(引用終わり)
鳩山首相が「普天間基地の移設先を辺野古周辺とする政府案を発表した翌日に供用開始」とは何だか因縁めいて見えます。
報道によれば米軍の岩国基地の新滑走路が29日供用開始になり旧滑走路は同時に閉鎖されたそうです。
新滑走路は沖合いに移設され航空機事故の危険や騒音被害が軽減される筈ですが良い事ばかりではなさそうです。
着工後に決まった米軍再編で厚木基地の空母艦載機59機が14年までに移駐する事が決まっており地元は悲喜交々の様です。
ところで爺の自宅はこの米海軍厚木基地に空母艦載機が東側から進入する飛行路の真下に当ります。老妻などは「今週の飛行機はいつもより低い」なんてパイロットの技術評価ができる位です。
77年には厚木基地を出たファントムが自宅の山一つ先、荏田の民家に落ち9人が重軽傷、その内の若いお母さんと3歳1歳の家族が酷い目に会いました。
翌日3歳の兄ちゃんは「パパママ バイバイ」と一言。1歳の弟は覚えたばかりの「鳩ぽっぽ」を謳いながら逝ってしまいました。お母さんは火傷の治療で全身皮膚移植を続けながら闘病生活を送りましたが81年に力尽きました。
改めて哀悼の意を表します。
墜落がほんの1-2秒違えば爺の(その頃は若かったけど)家族に不幸が降り掛かったところなのですよ。
その米海軍の一部が岩国に移転するのであれば少しは安全になるかと思いますが、岩国の住民の事を考えると微妙な気持ちです。
ここはやはり「米軍の基地は新たには要らない。将来的には縮小して欲しい」を国民的合意にして反対して行かないと「危険の押し付け合い」を国内でしている気がします。
「民主主義」とは平民(普通の人)が政治に参加できる政治体制だと思うのですが「普天間基地の辺野古移設案」は鳩山首相と関係閣僚は「完全に民意を裏切りました」
恐らく米国に対し「自公合意案は白紙撤回する」との主張を小さい声でも言わなかったので無いかと疑っています。米国にすれば「当事国から反対の意思表示が無いのだから、自公案に近いものに決まるべくして決まった」という事でしょう。
あれやこれや納得が行かない事が多いですよね。
可愛い孫達の為に「政府を確り見守る事をあきらめる訳にはいきません」
読売新聞:
山口県岩国市の米海兵隊岩国基地で29日、沖合に移設した新滑走路(長さ2440メートル、幅60メートル)の運用が始まった。
滑走路が沖合に移設されるのは、国内の米軍、自衛隊の基地では初めて。地元では約40年前から安全確保や騒音低減のために沖合移設を求める運動が続いており、住民らの悲願がようやく実現した。
新滑走路は、基地東側の沖合約213ヘクタールを埋め立てて建設され、旧滑走路より約1キロ海側に移った。滑走路本体は今年3月に完成。誘導路などの整備が残っているが、日米双方が「早期に騒音軽減を図りたい」と合意し、運用を前倒しした。市街地や工場群から離れることから、航空機事故の危険や騒音被害の軽減が期待される。旧滑走路は閉鎖された。
沖合移設計画が浮上したきっかけは、1968年(昭和43年)に福岡市の九州大学構内で起きた米軍ジェット機墜落事故。岩国市議会の移設要請決議を受け、73年に国が調査を開始し、92年に計画概要が決まった。総事業費は約2500億円。
この日、基地内で運用開始式が行われ、日米の防衛・外交関係者ら約300人が出席したが、二井関成知事は出席を見合わせた。着工後に決まった在日米軍再編で、米海軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機59機が岩国基地に移駐することが決定しており、二井知事は「(沖合移設で)艦載機の受け皿になってしまった」と述べるなど、新たな負担増への懸念を示していた。(引用終わり)