王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

尖閣ビデオ 内容判明?!

2010-11-01 08:33:54 | 中国関連
尖閣ビデオ内容判明 中国漁船、加速し衝突 「故意」裏付け 船長飲酒?(産経新聞) - goo ニュース

別紙では今日1日午前8時から衆院予算委員会で尖閣列島で日本の巡視船と中国の漁船が衝突したビデオの編集版(約7分とか)が聴視されたそうです。

この産経の記事は予算委30名のメンバーから聞き取りしたには手回しが良すぎる気がするので聴視を前提として事前に得ていた情報を産経独自の判断で載せたのでしょうね。

一説では漁船に移乗する際、海に落ちた保安官を執拗に銛で刺したとか船で乗り掛けたとかとの話がありました。7分のビデオではカットでしょうね。
日本の総理さえ知らない??情報が自衛隊を通じて米軍に提供されていたらそれはそれで問題でしょうし、政府首脳が事実を逐一承知していたのに「那覇地検の判断を追認」なんて言い方はこれも改めて問題でしょう。

予算委30人衆が「尖閣ビデオ」をどう捉えて何と発言するでしょう?
今日は菅内閣の支持率が40%に低下を書きたかったのですが朝のウェブニュースで見当たらなかったので「低下の原因の一つ」であろう尖閣でのビデオ視聴にしました。
ハノイの日中会談ドタキャンと合わせ菅政権には落ち目に辛い向かい風になりそうです。

来年度の予算審議も「小沢氏の証人喚問」で審議前に大揉めしそうな雲行きです。
国政の舵取り確り頼みますよ。


産経新聞:
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、海上保安庁が撮影したビデオには、中国漁船「●晋漁(みんしんりょう)5179」(166トン)が航行速度を12~13ノット(時速約22~24キロ)ぐらいに上げて海保の巡視船に衝突した様子が映っていることが27日、分かった。ビデオ映像を見た複数の関係者が明らかにした。漁船が衝突時に速度を上げたことなどから、関係者は「衝突を避ける気はなく、故意にぶつけるつもりだったことは明白だ」と指摘している。


 漁船の航行速度をめぐっては、政府は「事件の捜査に関する事柄であり、答弁を差し控えたい」とする答弁書を26日に決定するなど公表を控えてきた。しかし、ビデオ映像からこうした具体的状況の一部が明らかになったことで、与野党からビデオの全面公開を求める声が強まりそうだ。

 海保が撮影したビデオ映像は、漁船に衝突された巡視船「よなくに」(1349トン)と「みずき」(197トン)の船首付近から撮影されたもの。

 映像を見た関係者によると、漁船はよなくにの左後方に衝突した後、漁船の左前方を並走していたみずきに幅寄せするように接近した末、左にかじを切って衝突している。

 漁船がみずきと並走していた際の航行速度は約10ノットだったとみられ、漁船はその後、約12~13ノットに速度を上げてみずきに近づき、「体当たり」しているという。

 漁船の最高速度は通常20ノット程度といい、逃走を図ったにしてはやや低速だった。衝突を避ける場合は減速したり離れたりするはずだが、逆に速度を上げて接近しており、「故意の衝突」を裏付けている。

 一方、映像には映っていないが、海保に公務執行妨害容疑で逮捕された漁船の中国人船長は衝突前、酒を飲んでいたとみられる。捜査関係者は「海保職員が船長を連行する際、酒臭かった」と証言している。

 那覇地検は日中関係を考慮し、勾留(こうりゅう)期限の4日前に船長を処分保留のまま釈放した。すでに釈放から1カ月が経過しているが、まだ処分を出していない。

●=間の日が虫
(引用終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする