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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

大阪市職員 手当て1130万円を自腹で支給!

2010-11-10 08:25:00 | 社会
手当1130万円を自腹で支給…大阪市職員(読売新聞) - goo ニュース

思わず「本当かよ?!」と呟いてしまう出来事です。
報道によれば大阪市の職員が公費の支給手続きを怠り私費で1130万円を立替払いしたのだそうです。

それも昨年の4月から今年の8月までざっと1年半足らずの間に1130万円の立替とは驚きです。
詳しい事は判りませんが大阪市の窓口業務の職員が年収で500万円有るとしてもその金で補填できる金額で有りません。

老妻とよく話すのですが「俺々詐欺」に引っかかる爺婆は良くもあんなに大金が--そう1日の内に2度に亘って300万円とか1度に200万円なんて--手元にあるもんだね!という事です。
我が家では「可愛い孫が誘拐されても身代金の30万円も直ぐには用意できません」

ところでこの男性職員これまでに多額の預金で持っていたのでしょうか?
それとこの職員には上司がいて支払いの決済や決済後の書類や金の動きを見ていれば「まあ1ヶ月や2ヶ月は気づかないにしても1年半近くもおかしな状態が続いたのは業務の管理体制にも問題あり」ですよね。

半年も仕事を怠り、それを隠すため?私費で1130万円を支給との行動のギャップが爺内は理解できません。
大阪市は「全市を挙げてユルフン(ふんどしの締込みが緩い--引いては緊張に掛ける)状態の様ですから市長以下襟を正して仕事をしてもらいたいものです」


読売新聞:
大阪市は9日、浪速区保健福祉センターの男性職員(48)が、特別児童扶養手当などの支給手続きを怠った穴埋めのため、申請者27人への支給56件分、総額約1130万円を自腹で立て替え払いしていた、と発表した。

 職員は「予定通りに支払われないと迷惑がかかると思った。巨額になって驚いている」と釈明している。

 市は、職員の処分を検討する一方、申請者に公費を支給。職員の立て替えた分は返金してもらい、職員に返す方針。市によると、職員は窓口で特別児童扶養手当や母子・寡婦福祉貸付金の支給業務を担当。昨年4月から今年8月の間、事務処理を失念して放置するなどして支給日に間に合わなくなった手当や貸付金の相当額を、自分の銀行口座から申請者の口座に振り込んでいた。
(引用終わり)
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