王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ランドセル 幅1センチの攻防

2010-11-07 08:13:51 | 社会
A4ファイル入る?ランドセル幅1センチの攻防(読売新聞) - goo ニュース

そう言えば夏頃から ♪ててて天使の羽ーーー♪
なんてTVコマーシャルが流れてますよね。

昨年孫にランドセルをプレゼントする際に知ったのですが、この業界爺婆のプレゼントを意識して早くから囲い込みを図っているのです。
孫の保育園でも秋には「いま予約注文すれば10%引きで年内納入」とかランドセルメーカーのお誘いの手が伸びていました。
孫娘は「お花のマーク(皮に型押ししてある)があるからこれが良い!」てなもんで機能一切関係なく決まりましたよ。

さて来年からは「脱ゆとり教育」で教科書が厚くなったりA4サイズのプリントが増える見通しだそうです。
これを捉えてスーパーのイオンが「A4ファイルがスムーズに入る様に内幅を1センチ広げ22.3センチのランドセル“かるすぽ”を出したところ例年の2倍近い売れ行きの由」まずは他社との差別化成功! グッジョブ!

さてランドセルメーカーは内幅を広げるところとそのままのところと二色とか。
全国の小学1年生を眺めれば「A4サイズのプリント」をクリアファイルに収めランドセルにしまう子がどれほどいるだろうか?
二つ折りにしてノートか教科書に挟めば良いのだが!
大都市の私学で小中一貫校見たいな所では「A4ファイルに整然としまう1年生」が居るのかも知れない。?

今のままでも実害は無さそうだが「商戦の赴くところ来年様は内幅1センチ増しの22.5センチが一般化」でしょうかね?

さて小学校の低学年はどんなカリキュラムになるのでしょう。
お勉強が出来る前に友達を作る、いじめをしないなどに加え郷土愛や徳育や情操教育の基礎を養う事が大切だと思います。
来年の1年生頑張れ!


読売新聞:
来春からの脱ゆとり教育を前に、ランドセルに市販のA4クリアファイル(横幅22センチ)がスムーズに入るかどうかで、業界内で駆け引きが激化している。

 横幅わずか“1センチ前後の差”を巡る攻防は、ランドセルが最も売れる年末年始に向け一段と激しさを増しそうだ。

 攻防に火を付けたのはスーパーのイオンだ。A4クリアファイルがランドセルにスムーズに入るように、内寸幅22・3センチの「かるすぽ」を発売したところ人気を呼び、例年の2倍近いペースの売れ行きを見せている。

 昨年までは内寸幅21・5センチのランドセルが多く、市販のA4クリアファイルも少し反らせれば入れられる。ただ、来春から教科書の厚みが増し、さらに学校が副教材として独自に配るA4サイズのプリント(横幅21センチ)が増える見込みだ。

 これまでも一部の買い物客から「ランドセルにA4クリアファイルが真っすぐに入らない」との不満の声もあったが、脱ゆとり教育で、A4クリアファイルがスムーズに入るかどうかが消費者の大きな関心事となりつつあるという。

 ランドセル専業メーカーの協和(東京都千代田区)も、内寸幅を23センチ台に広げた「ふわりぃコンパクトワイド」を本格展開する考えだ。

 一方、「天使のはね」で知られるセイバン(兵庫県たつの市)は、1枚のA4クリアファイルのために必要以上に大きくすべきではないとして、内寸幅21・5センチを維持している。ただ、A4プリントが入る幅21・3センチの専用ファイルを作って購入者に配布し、対抗している。(引用終わり)
コメント (2)
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