今日16日の未明「尖閣映像を流出させた」海保の保安官が神戸の海上保安部も入る合同庁舎から出てきました。
当然「流出」について国家公務員(守秘義務違反)違反容疑で逮捕しない方針を受けての事と思います。
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彼の罪を問うか問わないか?についてTV各局が街中インタビューをしていますが「答えはまちまち」
爺が思うには「流出問題をどのレベル(階層)で見るか?」で違う様です。
一番大きく(鳥の目)見れば石原都知事に代表される様に:
「領海侵犯して公務執行妨害の上に意図的に巡視船に衝突した中国人船長を処分保留で釈放して置いて秘密でも何でも無い映像を流した保安官を罰するのか?」と言う主旨の
疑問です。
その反対が小さく(蟻の目)で見る見方で「国家公務員には守秘義務があってそれが守られなければ秩序が維持できない」とするものです。
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爺はどちらかと言えば石原閣下の見方に近いのです。
そもそも「第11管区の巡視船が中国漁船に2度も体当たりされる画像を国家機密にした」理由が良く判りません。
そして「この映像が国家機密かどうか?」大いに議論されなければいけないのですが、いままでの調査で「映像は機密に指定」される迄海保関連の職員はアクセスできる状態だったとか。
保安官の真意は判りませんが「この件で保安官を逮捕して裁判で争えば大きな目の問題--国民の知る権利対菅政権」の図式に至るのは必至でしょう。
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捜査に当たった警視庁と東京地検は慎重に組織上部と検討したに違い有りません。
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まだ任意で捜査継続と書いてありますが、菅仙石流のやり方を考えれば「早晩うやむや」でしょう。
このブログの11日の話題に記した様に「軽微な罪(例えば所属長の譴責とか訓戒)」が適当ですよ。江戸末期なら「きっと叱り置き(そして叱られた方は恐れ入り慎む)処分」です。
組織の機密の維持なんて「本当に守らせるなら海保の本部でしかるべき地位を与え飼い殺しにして今後の状態を監視する」事で組織の合意が取れるなら充分維持できるのですがね。
大事な事は「尖閣近海で海保の職員が威嚇射撃も含めて外国船に停船命令を出せる様にする」点で国民的合意を取り付ける事が最優先だと思います。
菅仙石政権では無理でしょうね。
民主主義とは「官の横暴から国民の諸権利を守る所が肝要」なんですよね。
見守りが必要です。
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共同通信:
中国漁船衝突の映像流出事件で、警視庁と検察当局は15日、衝突映像を動画サイトに投稿したと告白した神戸海上保安部の海上保安官(43)について、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕しない方針を決めた。今後も任意捜査を続け書類送検する方針。警視庁などは「職務上知り得た秘密」の漏えいに当たるか慎重に捜査する必要があると判断したとみられる
(引用終り)
写真:保安官(時事通信)