王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小沢氏 「党員資格停止」?!

2011-02-15 10:10:56 | 政治
小沢氏「党員資格停止」=判決確定まで、15日に提案―民主(時事通信) - goo ニュース

「出る出るといって出ないのは冬のお化けと小沢処分?」

昨日14日民主党の役員会で「小沢氏の党員資格停止」が決まりました。
今日15日に常任幹事会でこの線に沿って処分が決定するそうですが小沢派対脱(反?)小沢派の確執が有りもう一波乱あるかもしれないとか。

一昨年春でしたか「ガソリン値下げ隊長」で旗振りをしていた川内衆院議員等は「予算案再議決に(反対する)含み」ある発言をしていました。
先に書きましたが「菅首相が腹さえ括れば“川内君、次回選挙の際、党公認は要らないの?”となぞ掛けしてみれば面白い」のですが。

話は跳んで昨日鳩山前首相が「沖縄海兵隊の“抑止力”は方便」と語って社民党党首の福島瑞穂さんはかんかんにお怒りです。
予算案の衆院再可決も難かしそうです。

小沢派を切って自民党と大連立も今となっては自民党が乗らないでしょうね。
政策論争でなく政局論争ですから「あっと驚く一手があるでしょうか?」
有権者は見守るしかありません。


時事通信:
民主党は14日、国会内で菅直人首相も出席して役員会を開き、政治資金規正法違反罪で強制起訴された小沢一郎元代表の処分問題について協議した。その結果、小沢氏の裁判で判決が確定するまでの期間「党員資格停止」とすることを15日の常任幹事会に提案することを決めた。ただ、小沢氏を支持する議員らは処分に反発しており、党内の亀裂が拡大しそうだ。

 首相は14日夜、首相官邸で記者団に「この決定は民主党としての一つのけじめだ」と述べた。岡田克也幹事長は処分の理由について、(1)小沢氏の強制起訴(2)同氏の衆院政治倫理審査会への出席拒否(3)元秘書3人の逮捕・起訴―の3点を挙げた。これに対し、「党としてのけじめが必要だ」として賛同する意見が多数を占めたが、輿石東参院議員会長、平田健二参院幹事長、羽田雄一郎参院国対委員長は「処分は必要ない」と反対を表明。最終的には首相が「幹事長の提案を是とする」と発言し、党員資格停止が妥当と結論付けた。

 党員資格停止となれば、党にとどまり議員活動は続けられるが、党費の納入や党議拘束に従う義務を負う一方で、小選挙区支部長から外され、党からの活動費も受け取れなくなる。 (引用終り)
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鳩山氏 「抑止力」発言 「方便」??

2011-02-15 07:53:57 | 政治
鳩山氏、抑止力発言「方便」認める 普天間移設断念(朝日新聞) - goo ニュース

浜爺は「政権交代」を果たした民主党の鳩山元首相が「沖縄の普天間基地移設」を海外移転か「最低でも県外」発言には期待していたのですがね。
それが昨年5月中旬あたりからブレだしました。
それが「海兵隊の抑止力について理解が足りなかった」との言い訳(釈明)でしたよね。
その後「海兵隊の抑止力について侃侃諤々」の議論がありました。

今回の騒ぎは13日に沖縄の地元紙に「抑止力は方便だった」と語った事が発端の様です。
浜爺は「沖縄の海兵隊は地域の抑止力と関係ない」派でしたから鳩山前首相の発言には「やはりその程度だったのか」とがっかりもしたし納得もしました。

多分米国に対して「国内の米軍基地は撤収してくれ」と言う大原則を一言も言わなかった(或いは言えなかった)のでしょう。その上で「前政権との継続性や条約の有効期間など」の関係で「最低でも県外」が提案されても仕方の無い所なんですが。
米国に対する要求に「日本国民の総意」が反映されていませんから「2by2」の会議で米国に強く出られると負担を国内に抱え込んでしまうのですよ。

それでなくても「尻に火の付いた」鳩山後継たる菅政権に大変なつけを回した事になります。
「沖縄の返還により米国の占領政策を終えたのですから独立国としての待遇を求める事」は与野党を問わず日本人の総意です。
戦後65年忠実な米国の僕だったのですから「直ぐに実現はしなくとも立国の原点を対米追随から対米協調に切り替える宣言」をして置かねばなりません。
昨年5月に言って置けば「エジプトの親米政権の崩壊」で米国政府は日本のささやかな希望に報復するどころでない状態になってきたのですが。
さて民主党と管政権は「どうやって普天間基地移設」を国民に説明するのでしょう?
国会での与野党応答が見ものですね。目が離せません。


朝日新聞:
鳩山由紀夫前首相は14日、首相当時の昨年5月、米軍普天間飛行場の沖縄県外移設断念の理由に米海兵隊の「抑止力」を挙げたことについて「後付けの理屈」と明かし、「方便」と認めた。都内で記者団に語った。県外移設の公約に反し県内移設を決めた際に苦し紛れの言い訳をしたことを自ら認めたことで、沖縄や野党の反発は必至だ。

 13日付の沖縄の地元紙に、鳩山氏が「抑止力は方便だった」と発言したとの記事が掲載された。14日に記者団に確認を求められた鳩山氏は「方便だったのではないか」と聞かれ、「そう言われたらそうかもしれない」と答えたことを明らかにした。

 鳩山氏はまた、米陸海空軍と海兵隊の4軍の駐留は「全体を考えれば抑止力になっている」と述べたが、沖縄県の海兵隊については「直接的な抑止力のための存在でないのは分かっていた」と語った。

 一方、枝野幸男官房長官は14日午前の記者会見で、沖縄の海兵隊について「日本の平和と安全に寄与する抑止力を持っていることは内閣としての明確な見解だ」と述べた。
(引用終り)
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