前原氏勇み足、副大臣がおわび 政府専用機搭乗発言(朝日新聞) - goo ニュース
23日だと思いますが政府のNZ地震の救助隊が政府専用機で現地に飛び立ちました。
その救援機に被災者家族の同乗を誘った政府関係者が居たらしいのです。
しかし応募者多数やその他の事情で沙汰止みとなり中に立った富山市長が不満を漏らしたそうです。
浜爺はだれがこんな発言をしたのか興味がありました。

24日の報道によれば「この発言は前原誠司外相」だそうです。
この人は思いついた事をすぐ口にする方の様でその無責任ぶりは八ん場ダム工事中止発言でその尾はいまだに引いています。
さて本題に入ってNZ地震の被害では当初10数人が不明との事でした。
もし人情論で消息不明者の心情を考えれば「一刻も早く現地で様子を知りたい」と思っても不思議でありません。
しかし外務省という機関の立場から言えば「外国に対し日本の立場を正確に発信し諸外国と善隣友好を図るのが第一」ついで「外国に居る日本人の保護」となりましょう。
今回の英語学校の被災者は「国が命じて英語の学習を命じた」訳ではありませんから「救助隊の派遣」で取り敢えずは十分な対応でしょう。

問題は前原氏の想像力です。
その1:
不明者だけで十数人の方に「特別機でーー」なんて発言すれば派遣の学校関係、市町村そして家族が2名としてもたちまち50名にはなるでしょう。
その2:
一般的には出国には「パスポート」が要りますよね。その手配をどうする積もりだったのでしょう。
その3:
搭乗機の予備スペースを考えなかったのですかね? 政府専用機は特別仕様ですから定員120-30人くらいですよね。救助隊員70名に関係資材を山の様に積んでゆけば予め「先着10名とかパスポート所持者で若い方」とか制限を制限をつけなければ関係者はみんな乗りたいになるのは分かりそうなものですがね。前原外相の袖を引っ張る人は居なかったのでしょうね。

前原失言の裏返しで菅政権は「被災者関係者にあらゆる援助を」と閣議決定しました。
あらゆる援助とはなんでしょうか? テロ被害でありません。自然災害です。
基本的にはこの地震被害は自己責任の典型例です。
それでもきのう関係家族は現地に飛び立ちました。
現地の被害者が下水の損壊で庭で用を足し飲料水の給水を受けている中に関係家族は行ってどうなるのでしょう?
日本のTVはイランや四川の奇跡の生還の例を繰り返し流しますが比較的新しいビルが各階が全てつぶれ楕円形になり加えて煙がでている様子を見れば一般論では絶望的です。
それをTV画面で強調する必要はありませんがお気楽に過ぎます。
まあ日本のマスコミには無理でしょうがね。

運良く災害を免れた人たちの引き上げの問題に助力が必要かもしれません。
政策決定に「人情が優先すると日本人は暴走しやすい」点が心配です。
まずNZの大使館と領事館(有るなら)がしっかり機能することが核になるべきと思うのですがね。
当面見守るしかありません。


朝日新聞:
伴野豊外務副大臣は24日の記者会見で、ニュージーランドに派遣した政府専用機への家族の同乗を前原誠司外相が持ちかけながら、実現しなかったことについて「おわびするしかない」と謝罪した。
前原氏は22日夜、富山市立富山外国語専門学校に「被災者の家族も政府専用機に乗れる」と伝え、記者団にも説明。だが、希望が殺到したうえ、調整不足もあって立ち消えに終わり、富山市長が不満を漏らしていた。
伴野氏は「精いっぱいのことをさせていただきたい、という中での発言とご理解いただければ」と釈明。そのうえで「ご家族が非常に不安な思い、つらい思いをされたのであれば、私の方からこの場をお借りして、おわびするしかない」と語った。
(引用終わり)
23日だと思いますが政府のNZ地震の救助隊が政府専用機で現地に飛び立ちました。
その救援機に被災者家族の同乗を誘った政府関係者が居たらしいのです。
しかし応募者多数やその他の事情で沙汰止みとなり中に立った富山市長が不満を漏らしたそうです。
浜爺はだれがこんな発言をしたのか興味がありました。

24日の報道によれば「この発言は前原誠司外相」だそうです。
この人は思いついた事をすぐ口にする方の様でその無責任ぶりは八ん場ダム工事中止発言でその尾はいまだに引いています。
さて本題に入ってNZ地震の被害では当初10数人が不明との事でした。
もし人情論で消息不明者の心情を考えれば「一刻も早く現地で様子を知りたい」と思っても不思議でありません。
しかし外務省という機関の立場から言えば「外国に対し日本の立場を正確に発信し諸外国と善隣友好を図るのが第一」ついで「外国に居る日本人の保護」となりましょう。
今回の英語学校の被災者は「国が命じて英語の学習を命じた」訳ではありませんから「救助隊の派遣」で取り敢えずは十分な対応でしょう。

問題は前原氏の想像力です。
その1:
不明者だけで十数人の方に「特別機でーー」なんて発言すれば派遣の学校関係、市町村そして家族が2名としてもたちまち50名にはなるでしょう。
その2:
一般的には出国には「パスポート」が要りますよね。その手配をどうする積もりだったのでしょう。
その3:
搭乗機の予備スペースを考えなかったのですかね? 政府専用機は特別仕様ですから定員120-30人くらいですよね。救助隊員70名に関係資材を山の様に積んでゆけば予め「先着10名とかパスポート所持者で若い方」とか制限を制限をつけなければ関係者はみんな乗りたいになるのは分かりそうなものですがね。前原外相の袖を引っ張る人は居なかったのでしょうね。

前原失言の裏返しで菅政権は「被災者関係者にあらゆる援助を」と閣議決定しました。
あらゆる援助とはなんでしょうか? テロ被害でありません。自然災害です。
基本的にはこの地震被害は自己責任の典型例です。
それでもきのう関係家族は現地に飛び立ちました。
現地の被害者が下水の損壊で庭で用を足し飲料水の給水を受けている中に関係家族は行ってどうなるのでしょう?
日本のTVはイランや四川の奇跡の生還の例を繰り返し流しますが比較的新しいビルが各階が全てつぶれ楕円形になり加えて煙がでている様子を見れば一般論では絶望的です。
それをTV画面で強調する必要はありませんがお気楽に過ぎます。
まあ日本のマスコミには無理でしょうがね。

運良く災害を免れた人たちの引き上げの問題に助力が必要かもしれません。
政策決定に「人情が優先すると日本人は暴走しやすい」点が心配です。
まずNZの大使館と領事館(有るなら)がしっかり機能することが核になるべきと思うのですがね。
当面見守るしかありません。


朝日新聞:
伴野豊外務副大臣は24日の記者会見で、ニュージーランドに派遣した政府専用機への家族の同乗を前原誠司外相が持ちかけながら、実現しなかったことについて「おわびするしかない」と謝罪した。
前原氏は22日夜、富山市立富山外国語専門学校に「被災者の家族も政府専用機に乗れる」と伝え、記者団にも説明。だが、希望が殺到したうえ、調整不足もあって立ち消えに終わり、富山市長が不満を漏らしていた。
伴野氏は「精いっぱいのことをさせていただきたい、という中での発言とご理解いただければ」と釈明。そのうえで「ご家族が非常に不安な思い、つらい思いをされたのであれば、私の方からこの場をお借りして、おわびするしかない」と語った。
(引用終わり)