王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ねむの木学園 詐欺に会う

2011-02-20 07:19:13 | 社会
宮城・ねむの木学園長覚知 残高1億円のはずが84万円(朝日新聞) - goo ニュース


掛川市の肢体不自由児の療養施設元女優の宮城まり子さんが長年に亘って手掛けこられた施設です。おそらく施設のオーナーでもあるのでしょう。残念ながらここ数年は体調不良と聞き及んでいました。
さて詐欺容疑ですが、長年経理担当の元職員近藤由美子(56)と何らかの形で学園に関わってきた音楽家広沢憲行(57)が逮捕されました。

表題は1億円ある筈の口座に84万円しかない事に宮城さんが気づいたのが発端とか。しかし詐欺の全体像は08年から10年の間に5億円も引き出されたそうです。
しかも金を引き出すたびに「まり子さんの引出し依頼状」を偽造して銀行に提出したいたとか。

つまり5億円もの金が「宮城まり子」名義の個人の口座に集まる様になっていたのとその引出しに「まり子さん」自身が銀行に行けない事情が有ったようです。

金は個人に集めるけどその管理を適切に出来なかったという個人商店の典型みたいな内容です。
資産45億円との報道がありますが5億円もの資金が流出していて良く学園の経営が成り立ったものです。
ひょっとしたら5億円は余剰資金だったりしてね。ではそれは誰が払っていたのでしょう。
結構ミステリアスですよね。
宮城まり子さんも堂々たる晩年を迎えて欲しいものです。
最後に「ねむの木学園」の経営が無難に過ぎて欲しいものです。


朝日新聞:
肢体不自由児の療護施設「ねむの木学園」(静岡県掛川市)園長で俳優の宮城まり子さん(83)の口座から現金が引き出された事件で、学園側の十数ある口座の一つの残高が本来1億数千万円あるべきところ、84万円しか残っていないことに宮城さんが気づき、不正の発覚につながったことが警視庁への取材でわかった。

 捜査2課によると、詐欺容疑で逮捕された音楽家広沢憲行(57)と学園関係法人元職員近藤由美子(56)の両容疑者は、2008年2月~10年6月、宮城さんの承諾がないまま、十数の口座から現金計約5億円を引き出し、広沢容疑者名義の口座に振り込むなどしたとされる。十数の口座の名義は、宮城さんや関係の法人などという。
(以下省略)



コメント (2)
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