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特例公債法案 年度内不成立へ 社民・公明が反対

2011-02-23 07:56:34 | 政治
特例公債法案、年度内成立を断念…公・社反対で(読売新聞) - goo ニュース

昨日22日公明、社民両党が「特例公債法案」に反対する方針が決まったため、政府・与党はその年度内成立を断念する方向で調整に入ったそうです。

「特例公債法案」は新年度に入っても成立は絶望的な見通しで菅政権は窮地に追い込まれるとか。
国民も不安ですよ。

しかしよく考えて見れば日本国の国債及び借入金の現在高は919兆円(10年12月末)に達しています。
これまで何度も書いていますが国の税収が45兆円とすればざっと年収の20倍の借金を抱えているのですから個人で言えば「自己破産以外選択は有りません」

国だけで900兆円を越える借金の垂れ流しは民主党だけの責任では有りません自民党にもそしてその延命に手を貸した公明党の責任でもあります。
自公そして社民党まで「赤字国債の発行」に反対しているのは日本の神様の啓示です。
日本の子どもたちの未来に借金を負わせるのは止めましょう!

この事を念頭に菅さんは次のような宣言をすれば任期は短くとも後世歴史に残る総理になれます。
その1:3年間国債の利払いと償還の停止
その2:公務員の人数2割削減と給与の3割カット
その3:特別会計の洗い直し
その4:衆参両議院の定数半減と給与の半減
これを超法規的に宣言して国民の賛成を得られれば抜本的改革の一歩です。

でもこの程度の事は日本の政治機構が機能せずIMFの管理にでもおかれれば当然の様に強制されるほか、年金の削減や至急の先延ばしが加わります。
従って上記4項程度の事さえ菅さんが提言できないのなら浜爺が町内の若い者に囲まれて永田町の坂を上り国会に向かいます。
衆議院の議場で:
その甲:憲法と国会の一時停止
その乙:上記その1-4に加え個人の借金の免除を宣言します。
この宣言を国民が熱狂的に支持して警察の機動隊も自衛隊の治安部隊も手出しは愚か拍手で迎えれば「無血革命」が成立します。

チュニジアやエジプト政権の崩壊をみれば日本でもありえない話ではありません。
菅政権維持なんて子どもの未来に比べれば小さい小さい。


読売新聞:
政府・与党は22日、2011年度予算関連法案の中核である特例公債法案について、年度内の成立を断念し、衆院での採決についても4月以降に先送りする方向で調整に入った。

 特例公債法案は11年度に入っても成立は絶望的な状況で、予算執行に重大な影響が及び、菅政権は窮地に追い込まれるとの見方が強まっている。

 赤字国債の発行に必要な特例公債法案は、公明、社民両党が22日、反対する方針となり、不成立となる見通しだ。衆院を通過しても参院で否決され、衆院の3分の2の多数で再可決することもできないためだ。

 与党は、同法案が早期に否決された場合、菅首相の退陣や衆院解散・総選挙が早まる可能性があるとみて、法案処理の先送りが必要と判断。4月の統一地方選後に改めて公明党などに協力を求め、成立の道筋を探る方向で検討に入った。(引用終わり)

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