王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

南スーダンへ自衛隊 先遣隊5名 出発

2012-01-15 07:50:55 | 外交
陸自5人、南スーダンへ出発 PKO先遣隊(朝日新聞) - goo ニュース

浜爺が南スーダンへの自衛隊派遣について政府の判断により止める事が出来れば良いなと思ってブログを書いたのが昨年10月でした
その時の防衛相はかの一川氏でした。
PKOの一部隊として工兵部隊を送り出すのですから「治安不十分な地区に対する銃器の装備」「外国部隊並みの交戦規定」を明快にしなければいけませんでしたが一川氏は従来通りで南スーダン派遣部隊の為新たな措置を何もしなかった様です。

そもそも日本の(大震災以降の)力量でアフリカの内陸部に安定的に「インフラ整備(道路工事?)に必要なアスファルト、コンクリートや鉄材」を送り込めるのですかね。
昨日TVニュースで見ましたが南スーダンの首都ジュバには東海岸のケニアから直線で14-500キロありそうです。しかも首都に入るには川を渡らなければいけませんがこれが1本しかない上、老朽化で重量制限をして使用しているとか。

道路整備のためにはチョークポイント(隘路)の橋を新たに建設する必要が有りそうですよ。
次々といろんな事が判ってきます。
金に任せて資材は手に入れるとして現地の雨季や乾季の凄さを考えると「日本軍の作戦能力の範囲を超えている気がしてなりません」
素人の浜爺の目には旧日本軍の「ガダルカナル島進出」と同様に見えます。
つまり兵站補給の限界を超えているとの見立てです。
昨年10月の調査団が何を調べ一川氏と野田総理が何故OKしたか調べておく必要があります。
カンボチャで道路建設した時は簡易舗装の道路程度では雨季の到来と共に流された様ですが今どうなっているのでしょう??

もともとこの案件国連事務総長パン・ギムンに頼まれた無理筋だそうです。
「御免なさい」とはっきりお断りするのも政治的勇気なのですが先遣部隊まで出発ではもう止まりません。
成果はともかく派遣部隊の全員無事帰国を今から願っておきます。


朝日新聞:
南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)にあたる陸上自衛隊の先遣隊5人が11日、成田空港から出国した。同僚や家族ら約30人に拍手で見送られた。

 5人は南スーダンの首都ジュバや隣国ウガンダのエンテベの空港で、日本から輸送される要員や物資の受け入れにあたる。平井直樹3等陸佐(45)は「日本、南スーダン、国連の期待に応えられるようにがんばりたい」と話した。

 防衛省は3月にかけて、宿営地の整備などを担う1次隊約210人と国連などとの調整要員約30人を派遣。5月ごろには2次隊約330人を送り、本格的な道路補修などにあたる。
(引用終わり)
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