王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

尖閣沖 日台 海上放水戦!!

2012-09-26 07:31:05 | 中国関連
逃げ回る・割り入る・放水の応酬…尖閣緊迫(読売新聞) - goo ニュース

昨日25日朝尖閣諸島の魚釣島沖に台湾の漁船と巡視船約50隻が領海侵犯しました。
日本の巡視船が台湾漁船の頭を押さえに出ると漁船が急旋回して一つ間違えると衝突して(小さい)漁船が沈没したでしょうね。
この海域で日台両国に死傷者が出れば日台両国が緊張が走ります。

しかしこの漁船団は台湾ベースの旺旺(わんわん)集団(グループ)という親中国企業が500万台湾円を寄付」した事で「尖閣への燃料代」が確保されたとかでかなり政治ショー臭いのですね。
そうは言っても台湾政府も「台湾政府は尖閣が台湾のものだ!」との主張を抑え込むわけにも行きませんから巡視船を付けて漁船が尖魚釣島に乗り付けない事と(場合により)海保による漁船の拿捕を避けるため台湾巡視船と海保の放水合戦となった様です。

幸い流血の惨事は避けられ台湾側はPR効果を上げたので昼過ぎには引き上げたようです。

中国は台湾が尖閣の領有権主張に「気が狂ったように反対はしないのですね」
敵の敵は味方という事でしょうか?!
中台漁民の漁場だと領有権に言及しないで台湾の行為を認めています。
日本はもっと世界に向けて1895年以降「一貫して日本の領土である」事を大声で訴えねばいけません。
この事を愚直に続ける事により南シナ海東、西と南沙諸島の領有を中国と領有権を争っているフィリピン、ヴェトナム、ブルネイやシンガポール諸国に勇気を与え引いては「中国の核心的利益」なる「新疆ウイグル地区、チベットそして台湾」は誰の物だ?という本質論を世界の人々に」認識させることになります。
従って中国は引くわけにはいかないのですが拘れば拘るほど「わが身に矛盾が帰ってくる」という仕組みです。
中国がさらに深追いしてくるか? 国家主席交代の為、共産党大会をシャンシャンシャン大会で終わらせるため国内治安の安定に力を入れる方に向かうか? 潮目が変わるかどうか確り見守りましょ。
煩わしいですがそれが現実なのですね。


写真:左が日本、右が台湾の巡視船

読売新聞:
白波を立てながら、台湾漁船に水を放つ海上保安庁の巡視船艇。

 それを避けようと逃げ回る台湾漁船。間に割って入る台湾当局の巡視船――。台湾の漁船団と巡視船の計約50隻が領海侵入した尖閣諸島(沖縄県石垣市)魚釣島沖では25日朝、退去を求める海上保安庁と台湾の巡視船が放水で応酬するなど、一時緊迫した状況となった。

 「釣魚台(尖閣諸島の台湾名)は台湾のものだ」。台湾漁船は、尖閣諸島の領有権を訴えるのぼりなどを掲げ、日本の国有化への抗議をアピールしながら、魚釣島を目指して東に進んだ。

 一方、30隻を超える巡視船艇を出動させ、異例の対応で臨んだ海保。無線や電光掲示板を使って領海から退去するよう警告を繰り返した。巡視船で漁船団を取り囲みながら、小型の巡視船艇が漁船の船首側に回り込み何度も放水。漁船を護衛するように並走していた台湾の巡視船は、その間に割って入ったり、海保側に放水したりした。
(引用終わり)

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